なんか久々ですが、(一応)サボってはないです。
3月に入ってから平日の午前中に絞り、実際に動いてるチャートを見てエントリーしてみる、ということを試してみています。
これまでは数回損切りした時点で「なんかもういいや」とか「まだ知識が足りないのでは?」と現実逃避してリアルチャートを見ることを避けてしまっていましたが、嫌々ながらも損切りを食らいながら眺め続けることで、わかってきたこともあります。
なんで損切りをしてしまっているのか。
理由は非常に明白で、「自分で決めたルールを守っていない」に尽きます。
実際のところ、「入れそう」と思ってルール外のところで入ると、高い確率で損切りになってしまい、逆にルールを守ったところでは、比較的利益を得られるパターンが多いようです。
これまでなぜ「ルールを守っているつもりなのに稼げないのか?」と思いながら「別の手法」を求めるという流れを繰り返してきたのか、仕組みが見えてきました。
万人に当てはまるわけではないと思いますが、僕が自分自身を観察したパターンについて書いておきます。
1. ルールを守るぞ!!という固い(笑)気持ちでトレードを始める
この時点ではとても意識が高く、希望に満ちています。
頭の中では「とりあえずルール通りにやってみよう!!」と考えています。
2. 実際のチャートを眺めながら、チャンスっぽいところを探し始める
実のところ、「ルールに合致したトレードポイント」というのは想像以上に出現頻度が少なく、「本当にチャンスなんて来るのか?」と、ろくにトレードもしてない段階から疑い始めます。
と同時に、ずーっとチャートを眺めていると、なんとなく「なんか下がりそう。あ、下がった」「なんか上がりそう。あ、上がった」みたいに、一見上がりそうなポイントや下がりそうなポイントを見つけて、「想定エントリー」をし始めます。
危険信号です。
チャート実際に眺めてたらわかるんですが、暇だし、ローソク足が動いてるのを見てると結構「刺激」があるんですよね。
特に1分足なんかはルール上なんでもないところでずーっと一方向に動いたりするので、「ここでエントリーしてたら◯◯万円稼げてたんじゃないか?」みたいに考えたりします。
3. 我慢できずにルール外のポイントでエントリーをして損切りする
「大体ルール通りだから、ちょっと入ってみよう」などと考え、これまでの「想定エントリーでうまく行った気がするポイント」でエントリーをし始めます。
そして想定通りに(?)損切りを食らいます。
一度損切りに遭ってしまうと、「あれ、やっぱりこれ、逆方向だったのでは?」とか考えてドテンしたりします。そして、ダブルで損切りを食らって嫌な気持ちになります。
バカかな?
で、こういうときに限って、「やっぱルール通りにトレードしよう」ってなって、その通りしてみたのに損切りしたりして、手法そのものに疑問を抱きます。
その結果、全くルールの検証にすらなっていないにもかかわらず、「このトレード手法では稼げないのではないか?」と考え始めます。実はルールを守ってないトレードが大半を占めているのに。
4. 無駄に失敗体験だけを積み重ね、エントリーが怖くなり、チャートを見ない世界へ逃避する
こうなると、単にルールを守らずに損切りされてるだけなのに、エントリーしたら損切りイメージしか得られなくなったり、せっかくルール通りにエントリーしたのに損切りが怖くて薄利で撤退したりします。
しかもそういう薄利で逃げたときに限ってやたらと想定通りの方向に伸びたりするので、「自分にはトレードのセンスがないんだ……」とネガティブな経験を積み重ねていきます。
そしてエントリーそのものが怖くなると(タジタジ病)。
なんかもう何をやっても逆方向に行く気しかしない、みたいな。
ルールの検証もせず、しかもルールを守らないでトレードをしてるだけなのに。
ギャンブル同然ですね。
・・・
というわけで、何が大事かというと手法以前の問題で、自分で決めたルールを徹底的に守る、ということが大事なのだと思います。
え?
EAにすれば強制的にルールを守れるじゃんって?
本当に稼ぎ続けられるEA、あればいいですね……。もしあったとしても、それは絶対に公開されないでしょうね……。
なぜなら、もし本当に稼げるEAが完成して、それを少しでも広めてしまったら、みんながそれを使い始めて、売買が成立しなくなる(しにくくなる)ことによって、相場のルールそのものが変わってしまうと思われるからです。
で、そうなるとせっかく稼げたはずのEAが通用しなくなる、と。
そうなれば、またそのように変わった相場に対応したEAを作らざるを得なくなります。イタチごっこです。
となると、EAというのはどうやら相場に合わせて開発をし続けるか、複数の相場に対応するEAを並行して稼働させるとか、なんかそういう工夫が必要になるんじゃないでしょうか。
・・・
じゃあなんで自分で作ったルールを自分で実行したら、稼げるようになるのか?
……と考えると、正直このあたりの仕組みはよくわかりません。
でも、なんかダウとか水平線ととかトレンドラインとか意識して、その付近で「こういう感じの形になったらエントリーする」といった手法の場合は、多くの場合通用するみたいです。
結局最終的には「微妙な値動き」を機械的に判断するのは非常に難しく、指標に明確に現れない部分に意味があるのかもしれません。
今だったらAIをうまく取り入れることができれば、そういう「微妙な部分」も自動化できるのかもしれませんが……。
なんかグダグダしてきたのでこのへんで終わりますが、大事なことは1つだけです。
トレードルールをちゃんと守りましょう!!!
これを意識すると、待つのもだんだん慣れてきました。午前中レベルなら今のところそんなストレスにもなってないので、慣れてきたらもう少し時間を増やしてみたいと思います。
終わり。
追記:
ルール上これやってればだいたいうまくいくってのがあるとすれば、「トレンドフォローする」だと思います。
上に上がってたら、上に賭ける。
下がってたら下に賭ける。
みんなが知ってる(かもしれない)ダウ理論!
スキャルピングやるなら上位足(4時間足とか)もちゃんと見ろって言われます。
なので、スイングトレードよりスキャルピングのが難しいとかなんとかって言われたりするわけですね。
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