昨日から試しに作っていたEA、無事に完成しました。
テストのやり方も無事に分かり、バックテストというものを初めてやりました。
基本的な内容としては、SMAとボリンジャーバンドを使ったエントリーで、とあるところで公開されていた手法を自動化したものです。
・レートが長期MAのどちらにあるか?
・その方向によって、ボリンジャーバンドの3σタッチでエントリーと決済を行う
という非常にシンプルなものです……が、EAを初めて作る身としてはずいぶんと苦戦しました。
紹介されていた場所(?)では一応、これをチャートを自分で確認しながらエントリーして決済もやってください、という感じだったのですが、ルールが非常に明確だったので、こんだけ簡単なら自動化できそう、ってことでEAを作った流れです。
で、想定通りの動作をするEAが作れたわけですが……。
EAが完成したのは達成感があったものの、実際にバックテストで動かしながらチャートを眺めていると、なんだか……。
これ無理では?ってなりました。
確かに手法的にはうまくいきそうな気配はありますが、どうにも得意な相場と不得意な相場が非常にはっきりしている。
ただその利益の増え方がコツコツなのに対して、減り方が凄まじい。
例えば利益が数十pips得られたとしたら、その後に下手したら数百pipsぐらいマイナスになったりする。
勝率は60~70%。
「裁量込みの手法」というのがよくわかります。
確かにうまくやればかなりの連勝もありそうですが、そもそもその手法が通用しやすい相場というのが僕にはわからない。
その検証まで含めてやる覚悟があるのなら利益が出せるかもしれませんが、それなら4時間足レベルの押し・戻りに集中したほうがはるかに行けそうなイメージがあります。
ちなみに普通にバックテストをやってみると、「微妙に元手が減る」という感じでした。
なので、コツコツ増やしてドカンと減る、この「ドカン」の相場を避けることができるのであれば、かなりの利益を出せそうな気もします。
こればっかりはなんというか、手法を開発した人ならではの相場の見方があるんじゃないかと……。
説明によれば「指標発表などのときはトレードしない方が良い」ということでしたが、実際には別にそういう特殊な状況でなくてもドカンと減る相場が不意にやってくるようでした。
・・・
まあ、プログラミングをしたことは久々だったのでそれは新鮮だったし、手法がどういったものなのか、どの程度利益を出せる可能性があるのかなどについても理解することができたので、それはそれで良かったです。
供養のためになんかmq4ファイルでもアップしようかと思いましたが、今入力しているPCにはデータが保存されていません。ので、もしかしたら明日辺りになんかアップするかもしれません。
ちなみに関係ないですが、プログラミングをずーっとやって馴染みのないインジケーターなどを眺めていると、ふとこれまでのチャートに戻って見たときに「なんてわかりやすいんだ」と感動しました。
結局、自分の進む手法を信じてそれを突き詰めるのがベストなのかもしれません。
「お前を信じる俺を信じろ!!!」ではないですが。
この場合の俺って誰だよ。手法を擬人化すればいいのか?
なんかよくわからなくなってきたのでこれで終わります。
EAはともかく、プログラミング自体は(調べることが少なければ)楽しいので、趣味として競技プログラミングなどをやるのはオススメです。
僕も時間ができればやりたいと思っています。
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