2024年3月13日水曜日

FX日誌:2024/03/13

段々と相場に対する意識が変わってきたように思う。


なんだかんだ「小さな習慣」を参考に、毎日チャートを少しは見るというのを習慣にしてきたわけだが、最近になってようやく、チャートを開く前に感じる妙な心理的抵抗感が減ってきた感覚がある。

今まではこれこそが練習の障害になっていて、「エントリーしたら逆行する」ということを想像するだけでも腹に妙な力が入るというか、胸のあたりが詰まるというか、嫌な感じがあった。

それが、「とにかくエントリーの回数を減らして、本当に行けそうなところでだけ何も考えずに入る」という考え方に変えてからは非常にメンタルが安定してきた。

エントリーの回数を減らすことによって検証のスピードも跳ね上がるし、何より手法上「決済ライン」が極めて明確になる。


そもそも決済ルールを守らないで決済をした場合にマイナスになるようなエントリーは失敗であり、仮にもトレンドに乗るというルールを守るのであれば、決済ラインを引き上げていったときに利益が出るようなポイントでエントリーしなければならない。


自分勝手なルールで検証をしていると、「このタイミングでエントリーしても、このタイミングで決済すれば利益が出る!!!」などと考えがちなため、やたらとエントリー回数が増えると同時に、検証にも膨大な時間を要することになる。

またそうやってエントリーポイントを闇雲に増やしていくと「ルール」そのものが不明確になり、どこでも入れそうな感覚に陥る上、結局はどのタイミングでエントリーしても「なぜか逆行する」ということにもなりかねない。(実際そうなった)


そしてエントリー後に相場が逆行し、損切りになった直後に思惑通りに相場が順行する(しかも割と急激に)経験を繰り返すと、段々とエントリーそのものが怖くなり、「どこでエントリーしても損切りする想像しかできない」という精神状態へと陥っていく。

(こういった状態は「エントリー恐怖症」だとか「タジタジ病」などと呼ばれているらしい)


これを克服するにはやはり、自分でルールをきっちり作り、それを規律を持って守って損切りになろうが利益になろうがひたすら繰り返し、「最終的にはプラスになる」という経験を染み込ませるしかない。


FXの練習というのはトレードという行動の習慣化が目的であり、理想的には以下のような状態を達成しておくのがベストである。


・チャートを見た瞬間にエントリー可否の判断ができるようになること

・エントリーと決済に感情を一切持ち込まないこと


そういう意味では、それこそお金の絡まない、いくら失敗しても問題のない「ゲーム」のようなイメージで練習をしていくのがいいのだろう。

トレードの回数を極端に減らすことで、ようやくなんとなくトレードで稼ぐということのイメージが見えてきたかもしれない。


というわけで明日からも頑張ろう。

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