FXの過去検証にフォレックステスター5を使ってるんですが、なんかMT4とかMT5と動作が違うのが微妙に嫌です。
特にZigZagの動作がいまいちMT4と設定が色々違うのと、表示の仕方が違います。
またリペイント自体は別に構わないのですが、そのリペイントの仕方が僕の許容レベルを超えていることがあります。
具体的には、すでに確定したはずの描写がリペイントされます。
現在動いている最先端の描写についてはリペイントするのが普通なので、それでいいんですが、それ以前の描画までたまにリペイントされることがあるせいで、いまいち過去チャートを見てもエントリーが失敗だったのか成功だったのか、よくわからないことがあります。
現状大きな問題にはなっていないのですが、この謎の動作の不安定性のせいで、本番チャートよりも難易度が上がっている気がしてなりません。
例えば、こちらのチャート。
僕の特殊ルールでは、明確なトレンド発生時(特にドル円の上昇トレンドの場合)にはオレンジ色のSMAにレートがタッチした場合、そこからの安値切り上げからエントリーが可能(第一の目標ラインは直近の紫色ライン=4時間足20SMA)ということになっています。
そのため、赤丸のところがエントリーポイントとなりました。
しかし、明らかにZigZagが描画されていません。不思議ですね。
が、これは実はリペイントによって描画が消えてしまったせいで、実はチャートを動かしながら確認していた場合、この場面では明確に安値切り上がりになっていました。
ローソク足を表示させてみるとよくわかります。
またこのように描画されたZigZagを見ても分かる通り、どうも安値と高値が上手く描画されていない箇所があります。
これもリペイントによって描画が乱れた箇所で、実際にチャートを前に勧めている段階では正しく表示されている瞬間がありました。
・・・
このように、「エントリーの練習をする際には特に問題にならない」というパターンもある一方で、「チャートが動いた後で初めて高値切り下げ(or安値切り上げ)が描画される」というパターンも存在します。
そのようなケースにおいては明らかに後からエントリーは不可能なので、見送るしかありません。
以上のように、どうにも動作が不安定な部分があり、いまいちFT5でZigZagは使いにくいというのはあります。概ね同じような結果にはなるものの、正確に同じ結果にはなりません。
ちなみにZigZagですらこれなので、他の複雑なインジケーターなどを使った場合には、さらに不安定な結果になる可能性は大いにあります。
ただしSMAやボリンジャーバンドなどシンプルなインジケーターのみを使用する場合には特に問題にはならないと思います。
でもせっかく金を出して検証するんであれば、どうせならもっと安定したソフトを使ったほうがいいような気もしてます。
まあ、僕としてはもうFT5の操作に慣れてしまったのでこれを使い続けるつもりですが。高速検証を行う上ではやっぱり役に立つように思えます。
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