2024年12月16日月曜日

FX:この下落、入れるところはどこ?

 


こちらの下落相場。
感覚的にはなんか入れそうに見えるんですが、とても入りづらい。

なんか……後付で見ればすごく入れそう。しかし、再現性のある理屈をつけて入ろうとすると、途端になんだかとても難しいと個人的には感じられます。

まず、こんな感じのところで入れたら嬉しいと考えます。


が、当然これは理想論であり、現実的には不可能に近い話です。

なんかこう、できれば個人的には一番はじめの下落はすごく取りたい気持ちではあるんですが、よく考えてみればやっぱり困難だと思います。

まず、わかりやすい水平線を引いてみましょう。「ここ抜けたら流石に下落するだろう」と客観的に判断しやすいラインです。多分、4時間足レベルで見えるほうが確度が高くなります。


このように考えると、一番上のポイントと一番下のポイントは明らかに「エントリーしたいポイント」と「実際にエントリーラインになりそうなポイント」との距離が離れすぎていることがわかります。

一方で2番目のポイントについては、ローソク足の形とエントリーラインとの距離がなんかよさそうなので、入れそうな感じがありますね。

直前に急上昇からの急下落も見せており、下落のローソク足の頭が直前の水平ラインで押さえられているように見えるため、そういう理由からも入りやすそうです。


実のところ、こんな感じで「トレンドっぽいんだけど入れそうなポイントがない相場」というのも結構見かけます。

例えばこれ。


水平ラインを引こうと思っても、いまいちなんだかよくわからないし、水平ラインを引いてもその付近でのローソク足の動きがよくわからないし……。


一応マークつけてみましたが、いずれもリスクが高い上に、形がよくありません。

ただおそらく最後の急上昇の直前だけは、1時間足のみを確認していた上で、注文を入れて放置していた場合のみ、利益を取ることができます。(急下落後に反転上昇しているため)

こういう相場を見るとなんだか悩ましくなりますが、「わかりにくい相場では入らない」を徹底すれば、それだけ利益を残すことができます。

上記のような相場でエントリーを繰り返すと、変な損切りも増えるし、ストレスもたまるしでいいことがありません。


こういうわかりにくいトレンド相場とは逆に、わかりやすトレンド相場もあるので、そういうところで上手く入ることの方が大事ですね。(自戒)


こちらは比較的わかりやすい上に損切り幅が狭く、かつ大幅に取れる可能性のある相場。

以下も比較的わかりやすいかもしれません。


基本的には事前に水平ラインを引いておいて、それを抜けたローソク足の形と、水平ラインに対する反応を見ながらエントリーを判断することになるはずです。

いかに「そこを抜けたら上がる・下がる、が確定するポイント」を見極めるかが一番大事だと思います。

おわり。

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