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そのため損切りした場合には一旦どういう相場状況だったのか、など確認のためローソク足を戻したりもしているため、損切りの数自体が正確ではありません。
ともかく、たったの16日分とはいえ色々と「どこでどう伸びたのか」など見ていたらわかってくるデータもあるので、それについてちょっと書いておきます。
まず重要なのは、「どっちに伸びるか?」というもの。
基本的に15分足の10SMA(緑色のMTFMA)の傾きに方向に伸びやすいです。
逆方向に伸びることもありますが、大きくは伸びません。あと勝率の安定性には欠けるイメージで、タイミングが僅かにズレるだけで損切りの可能性がグッと上がります。
ただ極端に勢いが強いときは、MAをまたいでそのままの勢いで下落することもちょいちょいあります。一方で下落することはあっても、上昇する場合はこんなふうになることは少ない気がしています。
この場合はもちろん、上位足MAとの乖離が大きいとか、上位足MAが下向いてるとかそういう条件は必要です。
強いて言えばやはり「レンジ抜け」が重要となりますが、MAの収束と拡散の流れに乗るというイメージが強そうです。一応このときの僕の考えとしては「レンジを2回抜けたから下げるだろう」ぐらいの感じでした……が、まだハッキリしていません。
話を元に戻します。
しかしやはり、あまり上手く行きません。
よほど損切りを狭くすればRR1:1を達成できることもありますが、一方で損切りを物凄く連続して食らう可能性もありますので、基本的には相場に助けてもらうためにも15分足MAの向きには逆らわないほうが勝率は安定しそうです。
結局のところ、「どっちに行くかわからない傾き」のときにエントリーするのではなく、傾きが確定してからエントリーしても別に遅くはありません。
15分足MAが水平に近い傾きになっているときはかなり悩ましいですが……。その場合は、4時間足MAとレートとの位置関係などで決めると良いのでしょうか。
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このエントリーをするときに重要なのはとにかく「レンジを抜けるまで待つこと」です。
まあ、レンジを抜けたのでエントリーしたと思ったら、即座に新たなレンジに巻き込まれて逆行するというパターンもなくはありませんが、少なくとも「レンジを作っている高値と安値を抜けるまでは何もしない」ということは徹底する必要があります。
こちらは上昇相場なので水平線を抜けるまで何もしない……と決めて、抜けたところから何故かショートしていますね……。その直後もまたショートして利確していますが、なぜここでショートしようと思ったのかは全く覚えていません。
多分抜けた直後にロングしても損切りばっかじゃねぇか!!って思って、抜けて陰線付けたらショートしようと考えたぐらいだとは思います。
一方で雑にショートしたからと行って、RR1:1を取れるとも限りませんので、基本的にはこのような場面では「ロングのみ」をするべきだというのが現時点での考えです。
ショートをたまに取れても勝率5割なら意味がない、ということです。
色々試していた中でもロングのレンジ抜け判断がかなり難しく、抜けたと思ったら下がる、抜けたと思ったらまた下がる……みたいなパターンはかなり多かったです。
また特にロングだと一方向に一気に伸びることはそれほどありませんでした。
こういうパターンって、どこに損切り置けば良いのかよくわからないのでややこしいんですよね。
抜けたローソク足の直下に置いたら結構すぐ損切りに引っかかることも多いので。
これなんかはそれがよく見えてて、「高値抜けたからロング!」とかやってたら即座に損切りを食らっていますね。
じゃあ損切りしたからショートしてみるか……とかやりだすともう連続損切りでヒドイことになるため、やはり目線自体はロングに固定しておく必要があります。
全体としてロングの場合は特に、「一旦戻ってくるのを大人しく待つ」という考えが重要になりそうです。
上の画像はエントリー遅いですが、上にぶち抜いた大陽線の1本目の終値で飛び乗れば、結構な利幅が取れていました。
確かに後で見ればよくあるんですが、これを動いてる相場の中で見つけるのはなんかよくわかんないですけど難しいです。
そういう意味で、下落からのぶち上げはRR1:1レベルなら狙っても良いのかもしれません……が、安定はするのかどうか怪しいです。
なので、基本的には15分足MAに逆らわない方向にのみ目線を絞ってやるほうが上手くいくはず。
まれにこういうなんか見えやすいのが出てきたら、試しに入ってみよう!ぐらいのノリでいいのではないでしょうか。本当に、これぐらいめちゃくちゃわかりやすい動きじゃないと機能しづらいと思います。
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例えば「損切りしたら次は高値を明確に抜けてからじゃないと入らない」とか。
じゃないと結構、1回損切りしたらムキになって、直後にMA抜けたらエントリーしたくなっちゃうんですよね。
まあ、そもそもこの手法の場合は「レートとMAが絡んでいる状況では入らない」というのがあるんですが……。
わかっていても規律通りに行動するというのは難しいので、それを意識するためにもzigzagの頂点に水平線を引いておくというのは役に立つわけです。
めっちゃ伸びたら飛び乗ればいいだけです。下がってきたら泣きましょう。
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他にも色々と考えていることはあるものの、まだ全く固まっていないため、どうしても雑然とした内容となってしまいますね。
ともかく基本は、
・15分足MAの方向に逆らわない
・黄色いMA抜けたらエントリーする
・レンジに付き合わない(zigzagに沿って水平線引いて対応する)
だけです。
他はもう色々実践してパターンを自分で掴んでいくのがベストだとは思います。
安値切り上げてるんだけど上に抵抗線があるー、みたいな場合は、その抵抗線を抜けてから考えると良いと思います。
全部抜けて邪魔なラインが全くなくなったら、やっぱりそっちにはかなり伸びやすいですからね。
ルール化するのが一番大事なのは、「損切りしたときに次のエントリーをどうするか」と「利確したときに次のエントリーをどうするか」のような気はします。
利確直後にエントリーして損切りが一番アホらしいし、なにげに非常によくあります。
プラマイゼロが続くとメンタルにもよろしくないし……。
ということで、そのあたりも考えつつやっていきたいと思います。
なんだか適当に始めたつもりですが、これまでの手法よりもやりやすいような……。「抜けたら飛び乗れば良い」という発想がやりやすいからかもしれません。
「押し目を待つ」の「押し目」ってどこまで落ちるんだよ、ってのが一番よくわからないので。
以上!!!
忘れてた。
黄色いMAはDMA(ズラした移動平均線:Displaced Moving Average)で、3SMAを右に3シフトしたものです。
ジョー・ディナポリさんが短期足移動平均線として活用していたもので、「相場の勢いに飛び乗る」という発想を使う際に便利だと思ったので採用してみました。
簡単に言えば「MAにレートが絡んでたら勢いがない」です。
MAにレートが一切絡まずに5本分ぐらいローソク足が進んだら勢いがあるとみなして良いと思われます。本数は適当なので、相場の雰囲気に応じて。
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