僕は2014年ぐらいに芸能ブログを運営してた時期があって、そのときに芸能人のインタビュー記事を見てて「嘘だろ」って思ったことがあります。
それが、多くの芸能人(女優に多い気がする)がインタビューで語っている、
「私は人見知りです」
という言葉。
お前、ほんとに人見知りだったら芸能人なんてなっていだろ……と、本当の人見知りである僕なんかは思うわけです。
なので芸能人のこういった言葉は「ファンからの共感を得るため」だと判断していました。
しかし「インナーパーソナリティ」という概念を使えば、芸能人の「人見知り」発言も矛盾しないんだと、今ぼーっと考えていて思いました。
インナーパーソナリティの詳細については僕もよく知らないので適当ですが、人はそれぞれ自分の中に様々に分類できる「パーソナリティ(人格)」を備えている、という考え方です。
二重人格というよりは、場面場面によって自分自身の人格を切り替えている、というイメージで捉えた方が良いかもしれません。
人は誰でも一人だけでリラックスしている自分と、職場や学校なんかで人と接しているときの自分じゃ「人に見せている顔」は全く違うと思います。
これは「ペルソナ」という概念でも言われてると思いますが、ある種インナーパーソナリティはこのペルソナの概念を更に細かくしたものと捉えられる気がしてます。
実際この捉え方が合ってるのかは知りませんが、「そのように考えれば、僕にとって都合よく物事を説明できる」という意味では間違ってはいないんじゃないかな、と。
人は平均的に11のインナーパーソナリティを持ってるらしく、具体的に誰がどんなパーソナリティを持っているかは考えてみなければわかりません。
僕自身、自分の中にどういう種類のインナーパーソナリティがあるのかはまだ把握してませんので、それはこれから自分を見つめる必要があると思ってます。
まあ、いずれにせよ芸能人の「人見知り」は、
「インナーパーソナリティの中に人見知りをする人格がある」
という意味で捉えれば、あながち矛盾してもいないと思われます。
要するに「表に出てくる割合」で考えれば矛盾は生じないんですよね。
例えば僕の中の「外向的な人格」と「内向的な人格」の割合が、
「30:70」
ぐらいだったとすると、人見知り発言をする芸能人のその割合は、
「80:20」
みたいな感じでしょうか。
いずれにせよその人の内向的な人格の占める(表に出てくる)割合は、芸能界で人の前に立ちたい(目立ちたい、チヤホヤされたい、成功したい)といった人格の占める割合よりも低い、と考えられるわけです。
つまりは
「私は人見知りです」
という発言は、
「私は人見知りをすることもあります」
という程度の意味合いで取ることも可能であって、本当の意味での人見知りである
「私は知らない人の集団に入ると置物になってしまいます」
という意味合いでの「人見知りです」とは全く意味が異なるのではないでしょうか。
人の性格を1つの人格で説明するのは不可能であり、1人の人格を
「インナーパーソナリティのポートフォリオ」
みたいな感じで考えれば、わかりやすいのかもしれません。
それと同時に、相手が何を考えているのかを見極めるために、「その人の現在のパーソナリティはどのような種類のものか?」を考える癖をつけるのは効果的である、ということにも納得ができます。
まあ、この記事で僕が何を言いたかったのかはよくわかりませんが、
「あるたった1つの本当の自分」
というものを探し求めても、11種類ものパーソナリティの複合体が自分だと捉えれば、「そんなものは存在しない」というのが結論になりそうです。
「自分を変える」って何なんだ?って思ってましたが、それぞれのパーソナリティの主で手に出てくる割合が変わるんだって思えば、「全く別の自分になることの不可能性」みたいな余計なことを考えなくても済むので、自分を変えることへの抵抗感が減る気もしますね。
というのも、別の人格になった自分(のように思える自分)は、もともと自分の中にあったインナーパーソナリティの1つだからです。
はい。
結構酒飲んだあとの記事なのでわけわからんこと書いてますね。
時間も遅いのでこの辺で終わりにします。
自分を変えたいとか相手のことを理解したいと思うなら、インナーパーソナリティについてより詳しく知るのは良いと思います。
僕ももうちょっと真面目に勉強してみます。
「インナーパーソナリティ訓練法」とかいうのも(ググってないからよくわかりませんが)あるらしいですよ。
2020年2月23日日曜日
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