休憩がてら頭の整理をする。
2010年11月:
1:若干高値を更新しなかったため、下がってきた段階で「もしかしたらまた少し下げるかも」でショート。これまでの流れが下げトレンドだったため、まだ行ける可能性が……と思ったが、直近安値できれいに反発した。リスクの高さについてはあらかじめわかっていたため、おそらく建値決済。
2:明確にトレンドが入れ替わったのが見えたので、若干怪しい場面でのロング。形としては売り買いの反転があり、安値を切り上げているためわかりやすい。
3:微妙。急下落からの売り買いの反転を見たつもりだが、どうやらあまり伸びる余地がなかったようだ。散々上げた後のエントリーは気をつけるべきなのかもしれない。いわゆるエリオット波動の5波?になるのか?損切り。
4:あとから見るとなぜ入ろうと思ったのかよくわからない……一応、直近のわかりやすい高値を超えて、そのラインで売り買いの反転があるように見えたためエントリーしたつもり。が、どうせ入るなら20SMAまで押してくるのを待つべきだったとは思う。失敗トレード。ローソク足的に一瞬ガッと伸びてるのを見るに、同じことを考える人は少しはいるらしい。多分損切り。
5:4のリベンジトレードになっている。もうその考えの時点で失敗感がある。入るなら、もっと明確に20MAを割ってから再度の上昇を捉えた方が良い。意図としては、わかりやすい高値抜け+安値切り上げからのエントリー……のつもり。建値決済ぐらい?
6:一度下げから上げてきて、で、売り買いの反転があったような気がしたためエントリー。が、遅すぎた。直前の高値は上ヒゲの長い十字線になっていたので、それをよく見ていれば多分入ってないと思う。損切り。
7:これは意外と悪くないと思っている。しかしこれをやるなら、6のエントリーポイントの手前でやるべきだった。損切り。
8:ようやくきれいな形で入れたエントリー。ただ、リスクリワード的には、直近の高値目標を考えると、後で見ればあんまり良くはない気がする。
・・・
こういう相場を見るに、やはり自分がロングが苦手なのだとわかる。ショートと同じような感覚でやっているつもりなのに、何かがズレているのか。
この期間は一応は上昇トレンドだが、レートが大体20MAに絡んでいるので、利確タイミングやらエントリータイミングがやたら難しい。こんなふうにしょっちゅうMAに絡んでいるロング相場は注意が必要……ということだろうか。
一度の失敗は良いとしても、「MAに絡んだからとりあえず入ってみよう」はNG。明確に20MAを割ってくるとか、200MAまで押してきてから再度上昇とか、そういうわかりやすい動きまで待つ必要があるだろう。
12月:
1:これ下落やん、と思ったらなんかヒゲで刈られた感じに。おそらく現実的には指標発表があったはずで、実際には入ってたかどうかは怪しい。ただもっと安全策を取るなら、直近上昇の起点になったポイントを明確に下抜けて、そこから戻ってきたらエントリー、ぐらいにする必要があったと思う。そうすればヒゲで刈られて云々、にはならない。
最初の緑の四角は、もしかしたら入れたかもしれないポイント。ダブルボトムからの、直近高値で支えられているので、上昇の可能性はあった……が、若干怪しかったのでスルーした。
2:直近安値が非常に気になるものの、わかりやすい下落の形をしていたのでエントリー。間違いなくそんなに伸ばせない場面なので、直近安値付近で警戒する必要がある。で、実際その辺りで反発して上昇していった。多分建値決済か微益。
3:上昇途中のヒゲで反発して安値切り上げたように見えたのでエントリーした……が、ルールに違反している。レートが20MAを上抜けていない状況でエントリーしており、普通に失敗トレードとなった。ルールを守ろうね!
4:わかりやすい上昇からの売り買いの反転。目標値もわかりやすく、リスクリワードも悪くない。ということでエントリーしたらきれいにハマっている。長く保有すれば損切りになるので、注意が必要になるポイントである。ちなみに直近高値よりも更に前の高値も大体同じ位置にあるので、基本的にすごい反発ポイントである。
5:4からの下落からの戻りを確認してからのエントリー。直前のこまかーいレンジを抜けたところで入っても良かったが、リスクを避けるために明確に「抜け→戻り」を確認してからのエントリーとなる。直近安値の下ヒゲがものすごく気になるので、結構「賭け」になる。実際、一瞬すごく伸びた後に、急反転している。わかりやすい利確目標が近くにないのと合わせて、割と危ない。
6:なんかよくわからないレンジっぽい動きを抜けたポイントでのショート。一応直近安値割ってるし、そのまま下がるんじゃないか?と思ったが、こちらは失敗。これは損切りだが、結構いい形の気がする。
7:ほぼ完璧な位置でのエントリー。明確に直近の安値を抜けて、戻ってきたところからエントリー。ローソク足の形を考えるともう少しだけ待っても良かったかもしれない。そうすればめちゃくちゃ損切り幅を狭くできた。
8:こちらも7と大体同じ。明確に安値を抜けて、戻ってきてから一旦20MAを上抜けて、もう1回高値を切り下げたところからエントリー。これも損切り幅は非常に狭くできる。
9:やっぱり7や8と大体同じ。明確に20MAを上抜けて、そこから20MAを下抜けて、高値を切り下げたところからのエントリー。
同じ理屈で言えばその先のポイントでも入れそうに見えなくもないのだが、なんか波が緩やかな感じになっているのと、エントリーポイントと安値ラインが重なるのが気になってスルーしている。
後は、「ここまで伸びて、さらにここからめっちゃ伸びることある?」という素朴な疑問から警戒感が強くなっているのもある。200MAからの乖離も大きくなってるし。
・・・
追記。2011年分も少しやった。全体的になんか難しい?
相場に対する理解が足りてないというか、まだまだスキルが不足していると感じる。
2011年1月:
最初の赤丸:タイミング的にはとてもいいのだが、押しが弱くて入りづらかったポイント。1:直前の押しは損切り幅が広くなったため、狭くなったタイミングでのエントリー……だが、想定よりも伸びなかった。おそらく建値決済になっている。
2:わかりやすく200MAをまたいで売り買いが反転したポイントだったため、小さなトレンドラインを抜けたタイミングからのエントリー。大きな時間軸で見ても高値を切り下げているため下げるのかと思いきや、思ったより下げなかった。
3:再度高値を切り下げてきたため、似たようなポイントでのエントリー。この辺はそんなに悪くないと思うが、やはりあまり伸びず。安値を明確に抜けてなかったため、エントリーしないほうが良かった?
4:明確に抜けてからの戻りを待ってのエントリー。少し伸びたが、すぐに戻ってきてしまった。利確タイミングが難しく、もし分割エントリーをしていれば、1つは伸びたところで利確、もう1つは建値決済、とかになっていたはず。
5:売り買いが入れ替わったのでは?と思いエントリーをしているが、直前の安値が見ての通り「ヒゲ」である。なので普通に失敗エントリーとなる。
6:伸びて戻ってきたので……とリベンジ的なエントリーではあるが、20MAの形を見ても200MAに対して戻ってないため「収束からの拡散」は狙えず、普通に伸びなかった。これも明確に失敗と言える。
7:同様。なんか判断能力が午前よりもだいぶ下がってる?このあたりが「スキル化」できていない、ということなのだと思う。水平ラインを引くことによってより混乱している。おそらく微損で終わり。
2月:
全体で見れば明らかな上昇トレンドであるが、前月のエントリーを引っ張っていたせいで明確なチャンスを逃してしまっている。このあたり、もっとマシンのようにエントリーができなければならない。なんかロングの場合……というか、基本的にもっと水平ラインとか無視して機械的にエントリーをした方がチャンスを逃さずに済むのでは?と思うこともある。
その場合には、上図の赤丸の手前のごく小さなレンジ(陰線陽線が同じぐらいの大きさで連続しているポイント)を上抜けたらエントリーする、というルールになる。
ただ実際に先が見えない相場で判断するなら、直前高値の「長い上ヒゲ」が気になるため、そこを明確に抜けて押してきたところからエントリーする、ということになる。
一方そのポイントだと20MAからの乖離が気になるため……ということで、上のポイントではエントリーをしていない。
結果的にはエントリーしていたほうが良かったー、ということである。
難しい。
また後半の下落においても、「20MAタッチしたらエントリーしよう!!」と考えていたら、エントリーチャンスを逃すことになったので、攻めるべき場面では攻めないと、大きなチャンスを逃す可能性も出てくる。
なんというか、エントリーに失敗するのも嫌だけど、それよりも大相場を逃す方がもっとなんか損失感があるというか。
明確なチャンスを逃さないようにしたいものである。練習不足。
3月:
こちらも同様で、上昇については別に取れなくても良かったと思うが、中盤からの下落については入れるポイントがあったように思える。
ただ例えば赤丸のポイントはすごく注目はしていたが直近安値が気になりスルーした結果、大きな下落をしていったので、チャンスを逃した形となった。というかそれ以前にも「機械的ルール」によれば入れるポイントがあったため、非常に勿体ない。
トータルで見たときに機械的ルールを適用したほうが上手くいくのであれば、あえて水平線を引く理由もないような……という感覚もしてくる。
1:下落するだろうか?と思いながらのエントリー。
2:直近安値を下抜けて、戻ってきたところからのエントリー。本来であればこちらの形はOKとしても、1は入るべきではなかったと思う。
で、その後の上昇については、一応エントリーチャンスは(機械的ルールによれば)あったので、それを逃したのも大きい。
というか2011年はそういう形が多いな……。
4月:
1:散々、機械的ルールを抑えながら「高値ライン」を意識してエントリーしていなかったため、ここで久々に機械的なルールを適用。すると、このように大幅な上昇が取れる。ただすごく理性的に考えると、
「直近高値は大きな上ヒゲをつけた陽線であり、ここで止まる可能性が高い」
という見方ができ、じゃあそこを明確に抜けてから……となると、更にもう1つ前の高値が目に入り……というふうに、全てが「止まりそうなポイント」となり、エントリーできなくなる。
そうするとこの大きな上昇は全部取れなくなる。と考えると、やはりあんまり水平ラインを気にしても仕方がない気がしてくる。
ちょっと2010年から水平ラインなしバージョンでもエントリーを考えてみて、それでどうなるか検証すべきかもしれない。
必ずしも自分の場合、水平ラインを引くことが「勝率の上昇」「リスクリワードの改善」「エントリーチャンスの厳選」につながっているとも言い難い。2010年相場だとそうは思わなかったんだけど。
2:ここはちゃんと理性的に、安値を割って戻ってきたところからのエントリー。普通に伸びた。
3:こちらはやや機械的エントリー。直近安値が目標利確ラインとなる。
最後の急上昇からの下落については、方向性が定まっていないため取れない……と言いたいところだが、機械的ルールでもある、
・200MAと20MAとレートが全て揃っている向きにトレードする
という原則に従えば、直近安値を目標ポイントとしてショートできた可能性がある。
・・・
なかなか難しい。
なにはともあれ、「大きく伸びるエントリーチャンスを逃さない」というスタンスは外したくないため、そこをなるべく重視したトレードにしたいものである。
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