LEVEL2の目的は、
・エントリー(損切り)に慣れること
・エントリーポイントを見逃さないようにすること
ということで、まあ基本はエントリーのための練習ではあるのですが、それよりも大事なのはルール通りにエントリーした「つもり」になったとき、実際どの程度のトレード期待値になるのか、というのを認識することです。
後は感情的に損切りに慣れること。
最終的にはルール通りにエントリーしたうえでプラスの期待値が得られることを確信できるようになる、というのが練習の目的なのですが、まずは、
「ルール通りにエントリーした『つもり』程度ではマイナスの期待値になる」
ということを確認するのが大事だと感じています。
トレード手法なんかは一見すると誰がどう見ても簡単にプラスになりそうなものが多くあるのですが(そしてそれで実際に稼いでいる人もいる)、いざ自分がやってみるとエントリーしたら逆行ばっかりで資金が減っていく、という経験をしたことがある人も多いはず。
僕も普通にマイナスになるので、やっぱりエントリールールはルールとして認識したうえで、そのルールに沿ったエントリーポイントを取捨選択することが大事になってくるわけです。
当然ながら、エントリーポイントの中にはプラスになるものもあれば、マイナスになるものもあるわけで、その中でもプラスの期待値が高いポイントをいかに見抜けるようになるか、というのが重要になります。
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で、それはそれとして、最初からプラスの期待値を目指そうとすると普通の人は損切りを食らうたびに自分を否定された気分になりすぐに挫折してしまいます。それが僕です。
なので、まずはマイナスになることを前提として、後は最低限のエントリールールとエントリーポイントに慣れるためにも、「全てのエントリーポイントでルールを守って入ってみる」というところから始めよう、というわけです。
実際にエントリーしてみれば伸びるところもあれば、すぐに逆行するところもあります。
何なら割合から行けば逆行していることのほうが多く感じます。
ただ体感だけに頼ると損切りの記憶のほうが強く残ることから割と当てにならないので、ちゃんとある程度の期間(1年ぐらい)集中してデータを取ってみましょう。
案外プラスになるかもしれないし、マイナスで終わるかもしれない。
どちらにしろそれは今後のLEVELでの伸びしろでしかありませんので、このLEVELでとにかくエントリーと損切りに慣れて、損切りに対するマイナス感情を払拭したいところです。
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というわけでエントリールール(シンプル)。
・MAPOになっている
15分10SMA、1時間10SMA、4時間10SMA(MTF-MA)が全て方向が揃っていて、この順番に並んでいること。
・レートが全てのMAの上(ロングの場合)にある
MAPOだからといって、15分MAの下からロングとかしない。
・レートが一目均衡表の雲の上(ロングの場合)にある
雲の中や、雲の下からエントリーしない。終値で雲を抜けたのを確認してからエントリーする。
・ローソク足が終値でパラボリックSARを抜けたらエントリー
ローソク足がパラボリックを抜けたものの、雲の中にある場合は、雲を抜けてからエントリーする。ヒゲでパラボリックに触った場合は、そのヒゲを終値で抜けたらエントリー可。
文字だけだとわかりにくいので、画像で見ればだいたいわかるはず。
ちょっとエントリーポイント見逃してるところがありますね……。
というわけでまずはそんな感じです。
利確ルールは基本RR1:1固定でやろうかと思ってましたが、たまにめっちゃ伸びるのを逃すと微妙な気持ちになるため、一旦はポジションを2つに分けたうえで
・1つはRR1:1で利確
・もう1つは片方がRR1:1で利確した後、パラボリックに合わせてSLをトレーリング
というふうにやってみています。
現時点ではRR1:1だけで固定したほうが上手く行ってそうです。
損切りルールは直近安値をローソク足の終値で抜けて確定したら損切り、というのが基本ルールとなっていますが、僕はもうややこしいのでヒゲでも抜けたら損切りでやっています。
終わり。
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