2024年8月15日木曜日

トレード上達法について

トレードのシンプルな練習方法について。

基本的には100億円トレーダーという人が紹介していた以下の手法をベースに考えるのが、一番カンタンでわかりやすい気がします。画像見えるでしょうか。


一言で言えば「4時間足レベルの押し目と戻り目でのみトレードする」という方法です。

で、個人的にはこれでもいいような気はしていますが、実のところ4時間足20SMAというのは1時間足トレードをする上では割と優位性が低く、200MAを使った方が良い、という検証をしている人もいます。

実際僕が過去チャートを色々見たところでも、4時間20SMA(1時間足75SMAにほぼ相当)だと押し目や戻り目が少し大きくなると上抜けて上記のようなキレイな形にならない相場も多く、

「すごく大きく動いている相場なんだけど、キレイに入れるエントリーポイントがない」

ということにもなりがちです。


なので個人的に練習をする上では、比較的安定的に過去検証がしやすい1時間足チャートで考えて、インジケーターは以下の2種類に限定します。

・20SMA
・200EMA(SMAでもいい)

EMAはSMAより反応が早いですが、正直誤差なので好きな方でいいと思います。

これを表示させると以下のようになります。なんか前もやった気がする。


・・・

<基本ルール>

ルールは基本的に非常にシンプルです。

もうなんか「上図のような押し目と戻り目だけでエントリーする」ってだけでもいいぐらいですが、もうちょっと説明を加えます。

・レートが200EMAの上にあるときはロング、下にあるときはショートだけする
・ロングする場合、20SMAの上にレートがあるときだけエントリーする
・ショートする場合、20SMAの下にレートがあるときだけエントリーする

・ロングする場合、高値を切り下げて直近安値を下抜けた時点でエントリーする
・ショートする場合、安値を切り上げて直近高値を上抜けた時点でエントリーする

・エントリーはレートが20SMAにタッチした時点から考える(20SMAまでレートが戻ってこない場合はエントリーしない)

・・・

あと細かいところでは、やはりレートが200EMAをまたがってレンジみたいに動いている場合には、どこが戻り目だか押し目だかがわかりにくいです。

なので、例えばロングの場合には、レートが200EMAを下から上に抜けたときに、一度レートが200EMAに上からタッチして安値を切り上げてからロングを考えます。

逆にショートの場合には、レートが200EMAを上から下に抜けたときに、一度レートが200EMAに下からタッチして高値を切り下げて初めてエントリーを考えます。

このあたりをおろそかにすると無駄にエントリーを繰り返すことになるのと、検証するときに「この場合はどこまで待てばいいんだ……?」となって疲れます。

もちろん、勢いよく200EMAを突き抜けていって大きく動くこともあるっちゃありますが、それは無視します。割とレアケースだと思います。

勢いよく動いているところを取りたくなることはよくありますが、あんまり勢いよく動きすぎるとそもそも利確タイミングがよくわかりませんし、損切りラインも明確になりづらく、リスクリワードもよくわからない……と、とにかくよくわからないことになりがちです。

・・・

多分以上のことを考えて検証していけば、割といい感じに練習できるんじゃないかと思っています。

あと考えるべきは「どの程度の大きさの波を『切り上げ』『切り下げ』とみなすか」とか、損切りラインをどこに設定するかとか、利確をどのタイミングで行うかとかそういうことになってきますが、それはもうトレーニングして自分の感覚でやっていくしかありません。

一応候補としては以下のようなものがあります。

1. ボリンジャーバンドの±3σにタッチしたら利確
2. トレンドライン引いて、その上とか下にタッチしたら利確
3. それまでの波の大きさと大体同じぐらい伸びることが多いから、そのへんで利確
4. 1時間足レベルのダウが崩れるまでひたすら保有
5. 直近高値ライン・安値ラインまで到達したら利確
6. 上記の組み合わせで分割エントリー、分割決済を行う

何が正解とかないのが難しいですね。

個人的には4だけでいいんじゃないかと思ってます。エントリーだけじゃなく利確もルールを決めておかないと、毎回ルール変えてたら後悔することも多くなりそうですし、メンタル的にも揺れることが増えそうで……。


ともあれ上記のルールを無視するとそもそも「利を伸ばす」ということすらできなくなりますので、利確ルールを作るにしてもエントリールールを守ることが大前提になってきます。

・・・


というわけで「エントリー」に関しては機械的にできるようになっておく必要がありますので、そのように頑張っていきましょう。

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