タジタジ病を克服した人の話が聞けるのかと思ったら、
「情報商材を忌避しないで俺達のコンテンツを学びましょう!!!!」
というものだったのでガッカリしたのですが、せっかくなので、じゃあその波乗りジョニーさんはどんな手法で稼いでいるんだろう?と思って調べることにしました。
どうせならYouTubeの中でその内容に触れてもいいだろうに、全く触れていなかったので、外部サイトから情報を集めてみると、25EMAとフィボナッチリトレースメントを使った逆張りトレード手法(スイングトレード)だそうです。
詳細はさっぱりですが、どうやら独自の「波動論」なるものを使っているらしい。
らしいらしいってなんだよってなりますが、30万円払って入会しないと詳しい手法が学べないのでどうしようもありません。
その結果出てきたのが以下のような外部サイトなので、うーん……。
こういう口コミを見るまでは割とワクワクするものですが、どう見てもどこにでもよくある、
「稼げる人はいるにはいるが、ほとんどの人は大金だけ払って終わる」
みたいな類のものに見えます。
これまでに1800人以上が入会しているのに、めっちゃ成功してて名前を出している人は数人で、しかもそれぞれが波乗りジョニー氏から外れた独自の手法で稼いでいる……。
これは一体?
そうなるとそれこそ、波乗りジョニーさんとこで学ぶ必要がなくなってくるわけで、同じように真似をして稼げるようになった人がいないのなら、その手法は大多数の人には役に立たないということの証明にしかならないような気がします。
ちなみにジョニーさんそのものは1000万円を2ヶ月で2億円にしたり、10万円を10日で140万円に増やしたりするほどの実力者とのこと。
いつも思うのですが、こういう「◯◯万円を◯◯日で◯◯円に増やしました」って企画、もっと大きな金額でやってみてほしいです。
もしも安定してその手法がそのレベルで通用するのであれば、例えば2億円は2ヶ月で40億円まで増やせますよね。
FXの市場規模から考えればまだ可能なレベルの稼ぎのように思えますので(流石にそこから800億円は非現実的)、これぐらいならチャレンジしてもいいのではないか、と思うのですが……。
一方でジョニーさんは中長期投資で10億円を達成と、例によって稼げる金額が途中から急激に減っていく現象が起こっています。
ついでに言えばジョニーさんの手法は中長期の逆張りスイングトレードが多いらしく、口コミによれば初心者目線では「エントリーチャンスが少ない」らしいので、そう考えるとたったの10日で資金を14倍にできるほどのエントリーチャンスはあるのだろうか?とも疑問に思えてきます。
どうにも整合性が取れないというか、不思議なことが起こっているというか。
まあ、よくある話です。
・・・
ということで本題のようなおまけの話ですが、こういった情報商材系の情報って改めて考えてみれば、ポルノと同じだな、って思います。
つまり情報商材にハマりやすい人は、当然ポルノにもハマりやすい。
何が同じかというと、どちらも「期待感」を生み出してくれるという点です。
情報商材もそれ自体は何も与えてくれなくても、少なくとも事前の「稼げそう」といった情報を見ると「期待感」が湧き出てくる。ここでドーパミンが分泌され、強い行動への動機が生まれます。
情報商材はとにかく「売れればそれでOK」なので、とにかく強い期待感を生み出せるような何かを打ち出さなければなりません。
本来であれば、手法の話などは事前に伝えておくべき(そもそも手法を学ぶだけで実際に稼げるかどうかは全く別の話)にもかかわらず、その最も肝心な部分を隠しているあたりがすでにアレです。
そう考えれば無料のポルノはすでに欲しいものは手に入っているのだから、情報商材よりも優しいのかもしれません。脳は焼かれますが、お金は(通常は)取られません。
情報商材は明らかに情報の受け取り手に対してドーパミンを分泌させるように仕向けているわけで、そういう意味ではより悪質であるとも言えるでしょう。
一度その情報商材を購入してしまった人は後に引けなくなっているので、購入後にさらに「このツールがあって初めて手法がさらに完成します」とか言われたら、それも追加で購入するしかなくなってしまいます。
その実態が「ごく一部の人は手法を無視して稼げるようになってます」だったら、まあ……。現実的にはそんなもんかもしれません。
というわけで、情報商材というよりも、「情報ポルノ」とでも呼んでおくべきかもしれませんね。
相変わらず中身のない話でした。
終わり。
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