まずはFXから。とりあえず3ヶ月分ぐらいやったけど、結構ストレスがかかるので、途中から辞めたい気持ちが出てきたりもする。しかしやらないと慣れないから、気を付けてやるしかない。
2010年6月~8月分。
6月:
個人的にはなんとなく、ロングよりもショートのほうが抵抗感が少ない。なので、ロングの方はチャンスが来てもそれほど好きになれないという。
あとから見てもエントリータイミング的にはそれほど悪くないものの、案外レンジが多く、おそらく損切りになるようなエントリーが2回連続あったりした。
2個目のエントリーは形は悪くなかったが、もう少し明確に20SMAに大して戻ってから入る判断をするべきだと思う。
3個目は、こちらも形は悪くないものの、直近安値が何度も反発しているラインがあった(後で気づいた)ので、そこを明確に抜けてからエントリーを考えた方が良かった。
4個目は急下落からの急反発があって、その後の上昇から上抜けエントリーなので、条件は悪くない。が、大して伸びなかったようだ。このケースは伸びる場合と伸びない場合がどっちもある。
5個目は良いでしょう。
6個目は、後で見れば多分、5個目のエントリーからのポジション持ってたら入らないはずなんだけど、なんでここでエントリー判断をしたのがよくわからない。直近に長い下ヒゲローソク足あるんだから、そこを抜けてから考えるべきだったのでは?
7個目はタイミングとしてはベスト。が、万全を期すならば、緑の四角のポイントからエントリーしたほうが、より損切りを狭くできるため、良いリスクリワードが得られた。そういう意味ではとても惜しい気もする。
8個目はいい感じ。20SMAをローソク足がまたいでいる状況だったので、本来微妙ではあるが、直近安値を明確に抜けてからの戻り(+右肩下がりのダブルトップ)だったため、エントリーする形としては良かったはず。
7月:
初回、後で見れば緑の四角のところは入りやすいポイントだった。1個目と2個目のエントリーは割と微妙で、急下落の後の「どっちいくかわからない状態」からの方向を見定めてー、みたいな感じだったが、トータル的にはおそらく大体が建値決済か、直近安値ラインでの決済で、リスクリワードが良くない場面だった。
3個目は形としては悪くない。明確に上昇の方向に確定してからのロング。
4個目もいい感じ。200EMAの上で高値を切り下げてから斜めラインを割ってきたので、そこへの戻りからのショート。斜めラインは後から見れば割と微妙ではあるが、先が見えない相場だと比較的見えやすいラインだったように思う。
仮に安値基準で水平ラインを引いていた場合、おそらくエントリーがかなり遅くなったはず。というか、この下落を取り切れていなかったと思う。ので、良い判断だったのではないか。
5個目はちょっとエントリー早すぎかもしれないが、形としては良かった。ので、損切り後に再び戻ってきたので、サイドのエントリーとなった6個目は、直近安値ラインまでは伸ばせたのではないか。
7個目はなんで入ったのかよくわからないが、非常にわかりやすい直近高値を抜けたので、一旦上に伸びるのでは?と思ったので入った形だと思う。ちょうど水平ラインを抜けるタイミングとエントリーラインが重なったから行ける!みたいな。結果的には微益にしかならないか、もしくは損切りに終わるかのどちらかである。エントリーが早すぎる。
8個目もそれほど悪いとは思わないが、なんかもう「伸び切った後」のエントリーになってしまうため、形はよろしくはない。一度200EMA付近まで大きく戻した後ならエントリーしても良い、ぐらいに考えたほうが良さそうだ。エントリーチャンスは減るが、変なところでエントリーするよりトータルの利益は増える。
9個目はちょっとエントリー遅いかもしれない。直前にわかりやすい安値があるため、一旦スルーするという選択肢も普通にあり。リスクリワードもさほど良くはならないから、微妙といえば微妙である。
8月:
1個目はとてもわかりやすい形。もう全部こういう形であってほしい。8月は全体的に見れば結構ショートで取れそうな雰囲気のある形をしてなくもないが、エントリーするタイミングが難しく、非常に取りづらい。ので、エントリー回数が少ない。
基本ルールの1つでもある、「200EMAと20SMAとレートがこの順番に並んでいる方向にエントリー」という基準に従うなら、やはりなんとも難しくなってくる。それを無視すれば取れるところもなくはないが、無視すると他のところで死ぬことになる。
3個目のエントリーは形は悪くなかったため一応、ということで選んでいるが、どうにも直近安値ラインが強そうなので、明確に抜けてからエントリーすべきではあった。
直近安値までのリスクリワードで見るならばせいぜい1:1程度だから、やはりスルーしても良かった気はする。しかし万が一抜ければ大きいポイントなので、なかなか心情的には難しい。
で、4個目がその「明確に抜けた後のエントリータイミング」である。こういうところでちゃんと取れると非常に優位性が高い。
一方でその直後の5個目と6個目はエントリーが終わっている。改めて見れば6個目の方はさほど悪くはないのだが、5個目はなぜラインを引いているのに入ろうと思ったのだろうか。我ながらよくわからない。
ということで以上。8月はエントリーチャンス少ないですね。賢人のデイトレードの人によれば、普通に1ヶ月エントリーチャンスなしの場合もあるようなので、そういうケースも受け入れられなければならない。
明確なわかりやすいチャンスが来れば、そういうとこではやっぱり大きく取れるものなので、そういったところだけを狙えるように(まずは)なりたいものである。
・・・
追記:追加でやった。やはりストレスはかかる。
とにかく「ルールを守りながら、ちゃんと安値と高値を見る」という意識を癖付けていきたい。ちょっと表記を省略する。
9月:
1:案外「急上昇して急下落」のパターンはその後、しれっと戻してきて下落するパターンはよくあるので、それに乗っかった形。失敗。直前に長い陰線下ヒゲが見えるので、上手く行ったとしてもそれより下落はしないと見た方が無難か?
2:1と同じパターン。急上昇して急下落からのエントリー。若干エントリー早すぎ感はあるので、一度もっとわかりやすく下落して戻ってきてからの方が安全。結果的には上手く行っているが、基本的には一度20SMAまで戻ってくる覚悟をしておかなければならない。
3:わかりやすい戻り売り。若干20MAが200MAを上抜いているが、上位足レベルで見れば高値を切り下げているのと、トレンドラインを割ってからの戻りなので、形はとても良かった。
4:めっちゃ上昇したので、まだもうちょっと行けないか?というので、直近高値上抜けラインからのエントリー。失敗。レートが200MAからだいぶ乖離しているので、もっと戻すまで待つべき。
5:「4で失敗したなら下落するのでは?」という、ルール無視エントリー。一応、「20MAまでレートが戻す」という前提で損切りラインを設定していた場合には上手くいくのだが、なんか損切り食らってそうな気がする。逆張りなので、トレンドフォローという前提が崩れている。難易度が上がるため、やるべきではなかった。
6:普通にトレンドフォロー。レートが20MAまで戻っていないため、若干リスキーである。が、こういう「ズルズル落ちるパターン」は割と上手くいくこともある。
7:3回目の「急上昇からの急下落」パターン。損切りラインをどう動かすかが課題になるが、最初のラインから放置していれば、大きく取れる。
8:安全策を取るなら、このポイントまで待つべきである。7~8については、利確ポイントが難しい気がする。「損切りラインをどう動かすか」によって、得られる利益は大きく変わってくるため、ルールをどうするかが課題になる。
10月:
1:9月からの下落が続く場面。「もう散々落ちてるから、直近安値まで落ちればいいかな」程度でのエントリー。大体思惑通りである。
2:またまた「急上昇からの急下落」パターン。なんか勢いが凄そうだったので、若干のリスキーさを感じながらもエントリー。結果的には上手く行っている。基本、ローソク足の形がきれい(ヒゲが長くない)なら、入るべきかもしれない。
もし2でエントリーしていなければ、緑の四角がエントリーしやすいと思う。その直前の小さなレンジは、各ローソク足のヒゲが長くてなんか気持ち悪いので、方向を明確にするまでは入らないほうが無難。
3:同じく「急上昇からの急下落」パターン。なんか多くない……?今度は、急下落からの戻りの陽線がすごい長いので結構微妙だが、「2連続で陰線が出現している」ことから下落方向だろうと判断。また、直近のローソク足に対してトレンドラインを引くと、それを割っていることも確認できる。(図には書いていない)
ここに関しては、もう少し後でエントリーしたほうが安全だったと思う。
赤丸について:ここも一応「エントリーできそう」と見ていたのだが、直近ローソク足が長い下ヒゲをつけているので、エントリーしなかったポイント。「ここまでは一応伸びるだろう」と考えてはいて(赤丸下の青ライン)、その通りに一瞬伸びているのだが、リスクは高いので入らないのは良い選択だった。
4:やっぱり「急上昇からの急下落」パターン。こっちは割ときれいに売り買いの反転が見られたので、いい感じの損切りラインの狭さになっている。ただし利確タイミングをミスると一気に利益を吐き出すことになるポイントでもあった。実践でどうなるかが微妙である。
5:「急上昇からの急下落」パターン……で、これはどうしようか迷ったのだが、エントリーした結果失敗。判断としては、
・直近ローソク足がめっちゃ長い上ヒゲをつけている
・前の安値を割った後の「上昇ー下落」なので、まだ下げる余地がある?
と考えたが、そうはならなかったようだ。エントリー直前のローソク足もヒゲが長く、いい形ではなかったので、エントリーすべきではなかったと思う。
・・・
終わり。
総括すると、
・200MAからの乖離が大きい場面ではエントリーに気をつけろ
・トレンドフォローのルールを守れ
・小さなトレンドラインをよく見ろ
といったところだろうか。
どうしても「チャンスを逃したくない」という意識が強くなると、エントリーが早くなりすぎて失敗するパターンが多くなりがちなので、
「待ってたらそのうち戻って来る」
というのを様々なチャートパターンを通して実感する必要がありそうだ。まだその辺りが実感が少ないせいで、早く入りたくなってしまう。
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