相変わらずチャートを見ています。
で、売手と買手の勝敗についてのお話なんですが、波のサイズ感も意識しておくと意外とわかりやすいかもしれません。
上記の相場において、どの時点で売り買いの勝敗がついたのか?と考えると、やっぱり目立つ陰線とか陽線とかのタイミングでそうなってる可能性が高いのではないかと思います。
これは完成したチャートならではの視点になりますが、上記の相場においては、以下のように目立つローソク足が見つかります。
で、大陽線だとか大陰線だとかが出てくると、多くの人はそのあたりでポジションを決済した、という目印にもなりますね。
上記画像のタイミングで目立つ陰線とか陽線が出たってことは、おそらくは、以下の青線のようなポイントに決済ラインを置いていたのだろう、と推測できます。……と同時に、逆ポジションをそのタイミングで持った人もいることがわかります。
こういう場合には、時間足を下げて相場を見た方がわかりやすい気がします。感覚的には、1時間足の20MAに全く触れずにズルズル下がってるような場合には、15分足まで落として見たほうがいいのではないか、と感じます。
実際、上記画像の下げトレンド場面を15分足で見てみると、以下のようになります。
ちなみに1時間足レベルの波を取りに行く場合、やはり20MAまでレートが戻ってくるのを待った方が良さそうです。もし15分足レベルの波でエントリーしたのなら、基本的には15分足レベルのダウが崩れた時点で決済したほうが安全になります(ただし、15分足ダウの進行によって決済ラインがエントリーポイントを越えてきた場合には、その限りではありません)。
というわけで、若干微妙な内容ではありますが、売り買いの勝敗について考える場合、その波がどんなサイズ感を持っているのか、というのも意識するのは重要だと思います。
結構エントリーポイントがないままにズルズルと上がったり下がったりする相場も見かけるので、そういう相場だと判断できたなら、勝敗がつくタイミングもそのつもりで意識したほうが、エントリーチャンスを逃しにくくなるかもしれません。
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