やはりエントリーする際には、「どこで決済されるか」を意識するとすごくわかりやすいと改めて思いました。
例えば上記の図。
仮に下落のタイミングでエントリーできなかったとしたら、どこから新規エントリーできるのか?という視点で考える場合に、
「もし自分が下落の頂点からポジションを持っていたら、どこでそのポジションを決済するか?」
と考えるとすごく明確になります。
左端の一番上の箇所からエントリーしたとすると、わかりやすい1時間足のダウに従うならば、例えば青線のように徐々に決済ラインを動かしていくことになるかと思います。
そして、具体的に「どこが多くの人の決済ラインになったのか」というのは、上記のように仮定した「仮想の決済ライン」を大きく割り込んだ……というか、思いっきり上に抜けたタイミングで明らかになります。
つまり、下図でいうところの緑の死角で囲んだローソク足ですね。相対的に、直近のローソク足よりも値動きが大きくなっているのもよくわかります。
基本的にこういうよくわかんなくなった場合には、「20MAまで戻るまで待つ」というルールを持つとわかりやすい気がします。
というわけで待った場合には、今回のケースでは一番最初に示した画像の一番右の青線が見えてきます。ここを抜ければまあまず相場も上がるだろう、というラインです。
正直このケースはエントリータイミングが割と微妙で、どこに損切りを置くかが難しいと思います。1時間足だとちょっと損切り幅が広くなりそうなので、15分足にすると……
なので、現実にエントリーをする際には少しだけ余裕を持った上で、緑の四角の範囲でエントリー幅を設定すると、一番上手く行った可能性があります。
現実的には、例えば赤線の時点でたまたまチャートを見ていたとするならば、損切りラインは緑四角の底辺ラインあたりに設定することになると思います。で、エントリーラインは少しだけ余裕を持っておいて(ヒゲで変に引っかからないように)、後は一旦相場を放置しておく。
おそらくリアルタイムで見ていたら上記のようなエントリーはせず、「エントリーを見送る」という判断になると思いますが、仮に放置しておけば、上図のような損切り幅でのエントリーが可能となります。
・・・
まあ、このケースだとだいぶ怪しいので、実際にこのようにエントリーするのは運次第のような気がしますね……。ただ考えようによってはこのようにできるということで。
現実的にはわかりにくいこんなケースはほっといて、もっとわかりやすいポイントでエントリーしたほうがいいはず。
ということで以上。
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