2025年8月31日日曜日

不安を避ける行動が不安を生む

タイトルのとおりです。

最近ACTに関する本を読み返しているのですが(「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」)、なんかFXにも通じるなあと感じます。


幸福になりたい、日常に幸福を感じているのが正常な人間である、という思い込みが不快な気持ちとか感情の原因になっている、ということなんですが、これってまさに今FXで僕が陥っていることでもある気がします。

これまでの練習で大分矯正されてはきましたが、やはりFXでエントリーポイントを厳選するにつれ、

・エントリー回数が少なすぎるのではないか?
・エントリー回数をもっと増やしたい
・もっと効率的に稼ぐ方法があるのではないか?

みたいな思いが出てくるものでして、で、「ここで入ったら実は利確できるのではないか?」と考えてエントリーすると損切りする……というパターン。

この辺は実際のデータを取ることで解決できるわけですが、結局上振れてもどうせ勝率5割あるかないかぐらいのポイントばっかりで、ルールもクソもないので入れば入るだけ損することになるんですよね。

なので、いかに「稼ぎたいという気持ち」よりも「ルールを守ろうとする気持ち」の方が大事なのかということでもあるわけです。


稼ぎたいという気持ち、お金がなくなる恐怖だとか経済的自由を手に入れられないのではないかという不安とか、そういう気持ちからくる余計な行動そのものが、結局「FXで稼げない」という結果を生み、そこからより強い現実的な不安を生む……という悪循環。


不安を和らげるためには、まずはその不安を受け入れなければならない。

不安からの逃避行動によって不安を無理やり直視しないようにすることはできますが、それで不安の原因が解決されるわけではなく、結局さらに強い不安が出てくる原因になってしまう。


FXでも同様で、

・こんなにエントリーポイントを厳選してしまったら、あんまり稼げないんじゃないか?
・結局エントリーチャンス以外でもかなり動いてる相場があるんだから、こういうところでもやっぱり入れるんじゃないか?

みたいに余計なことを考え出すと、まるでルールに沿っていないエントリーポイントでエントリーすることになって、「たまに運良く取れるけど、だいたい負ける」みたいなことになるわけです。

でも実際には、そういうポイントだけに絞ってデータを取ってみると実はトータルで全然稼げてないことがわかると。

だからこそ、ルールに沿った完璧なエントリーポイントだけでエントリーすることが、一番稼ぐうえで効率が良い行動になる、ということです。

一見すると効率悪そうな行動(厳選しすぎてエントリー少ない)こそが、一番効率が良かった、という事実に初めて気づくことができる……ということになります。


しかし、それを腹落ちさせるのが凡人には難しいのかもしれません。


ここまでデータを取ってきた僕でさえ未だに「ここで入れば利確できるのではないか?」という感情がやっぱり出てきます。


「ここで入れば~」という思考が何からきているのかというと、やはり

・エントリー回数をもっと増やしたい
・利確できそうなチャンスを逃したくない
・もっと早く稼ぎたい

といった金銭欲からくる焦りとか不安とか、そういう感情を含めた思考からきてるわけですね。

で、実際にはその思考そのものが余計な行動を生み、それによって実際には余計な損切りが増え、さらに不安を強化するという流れになります。

まさに「不安からくる行動そのものがより強い不安を生む原因になっている」ということです。


この不安を避けるためにはやはり、「変なところで入ったらトータルで負ける」ということを腹落ちさせなければなりません。

で、そのためにはやはりその「変なところ(伸びそうだから入ってみたところ)」だけに絞って実際に利確/損切りのデータを取ってみる必要があります。

実際なんかルールを守ってるようで守れてない場面ってたくさんあって、本当に守ってる「つもり」になってることが多いんですよね。

部分的にはルールが守れてるので自分では「ルールは完全に守ってる!」と思ってるものの、やっぱりちゃんと振り返ってみると、

・勝ってるところだけに共通するルール
・負けてるところだけに共通するルール

みたいなのがあって、負けてるところはやっぱりそれなりに原因があることが見えてきます。

もちろん勝率100%ってのはありえないのでちゃんとルールを守っても負けるところは負ける、という認識は必要ではあるんですが、それでも「勝率がかなり高いポイント」に共通するルールがあり、それを守ることで、全体の勝率も「かなり高く」なるのだと思います。

これが、ちゃんと自分のトレードを振り返らないと見えてこない部分であります。


自分が守れてる(守りやすい)ルールは何で、何が守りにくいルールなのか。


僕の場合はMAPOは守りやすくて、ダウも守りやすいです。

後はパラボリックのローソク足抜けも守りやすいです。


これはこれで比較的勝ちやすいルールではあります……が、勝率的にはまだ70%に届かない程度のルールでしかありません。

多分、上振れて60%少々といったところで、短期的には5割を下回ることもあります。


このルールを完全に守ったうえで負けるポイントもやはり共通していて、

・5分足MAからレートが乖離している
・5分足MAが水平だったり、15分MAが水平に近かったりしている
・15分足MAからレートが乖離している
・目立つ直近高値が近くにあって、RR1:1が確保しづらそう

とか、そういう感じです。


で、これが僕にとって「守りにくいルール」となります。

形がきれいだったら直近高値が近くても入りたくなるし(伸びたら嫌なので)、形がきれいだったらMAとレートが乖離してても入りたくなります。

そして実際にはそういうポイントこそが損切りの原因になっています。


でも自分としては大体のルールを守れてる「つもり」なので、損切りするとイライラするし、この手法稼げないんじゃない?とか疑ったりする気持ちも出てきます。

・・・


まあこのように堂々巡りに陥ってるのを改めて書くと馬鹿みたいだな、と感じるので、不安に適切に対処するためにはまずはもう少し「守りやすいルール」というものを追加する必要があると感じるわけです。


ひとまずその1つとして考えているのが「5分足MAにレートが戻って来るまで待つ」というもの。


MAとレートとの乖離とかどうこう言ったって、やっぱりそれって感覚的なものなので、イマイチルール化しづらいんですよね。

「うーん、これぐらい離れてたらダメかも」とかいちいち考えたくないです。

そもそも振り返ったときに合ってたのか間違ってたのか自分で判定できないという問題もあります。


なので、5分MAまで戻ってこずに伸びたらもう諦める。


戻ってきてそのうえで5分MAも15分MAも傾きがわかりやすくて、ダウの形がちゃんとしてて、直近高値が近くにない、みたいな状況で初めてエントリーしてみる。

まずは不安があることを認め、しかし直視しなければずっと不安がつきまとうことになるので、まずは自分が完璧だと感じる形だけのデータを取ってみる。


実際にデータ取らないと完璧だと信じるエントリーの勝率も全くわからないので、検証のしようもありませんからね。

データを取ってみたら案外勝率が高くて「もうこれで完成でいいじゃん(=次のレベルに進む)」になる可能性もあります。

あるいは案外負けて、やってみないと自分でも気づいてない「損切りを避ける別なルール」が見えてくるかもしれません。


「入れそうだから入ったら負けた」を繰り返している限り、その行動そのものが不安を生んでいるという馬鹿げた状況に変化は起こらないので、まずはとにかく行けそうなルールを完璧に守る、ということをやろうと思います。


でもちょっとまだ「MAPOとダウだけで入って本当に勝てないのか」が自分の中でよくわかってないので、それを1ヶ月分ぐらいは続けたいと思います。

本当に勝率6割いかないぐらいだったらもっと完璧ルールをやろうと思います。

このあたりがあれですね、凡人だからやる行動なんでしょうね。

・・・

ところで、この記事は何を書こうと思ったんでしょうか?


2025年8月30日土曜日

LEVEL3:同じミスを繰り返すことが大事

とりあえずこんな感じです。


7割が遠い……というか「利確したらその後のエントリーで損切り」が多いイメージがとてもあります。ともかく改善点を見つけるためにも、具体的に見てみましょう。


初回、直近高値抜けからのエントリーのつもりでしたが、実際には「伸び切ったところ」からのエントリーとなっており、損切りとなりました。

その次も似たようなもので、高値抜けからの押し目があってそこからパラボリック抜けエントリーのつもりでしたが、あまり伸びず損切りとなりました。(利確自体はできたと思いますが、RR1:1は達成できなかった場面です)

どのように取捨選択すればこういうエントリーを避けられるか?

と考えると、やはり「エントリー遅すぎ」問題があり、特に1つ目のエントリーポイントは直後に5分足エントリーできた場面でもありますので、やはり「5分MAとの乖離」と「直近高値までの距離(RR)」を考えるべきだと思います。

2つ目のエントリーポイントは実際5分MAの収束拡散ポイントだったので悪くはないのですが、いかんせんエントリーが若干遅いのが敗因となっているのがもったいないです。

ちょうど高値帯だったので、やはり明確に抜けてからエントリーを考えるべきだったと思われます。


似たようなやつ。

まず伸びきた後でのエントリーとなっていること、レートと5分MAとの乖離が大きいこと。また直近高値帯でもあることから、RR的にも厳しいこと……が挙げられます。

伸び切った後で更に伸びるパターンも稀にありますが、どうせ「稀」にしかなく恐らく確率的には5割未満のため、入るだけ損をする形でもありました。


同じミス!

ほぼ同じ形ですが、こちらは運良く一つが利確、もう一つは普通に損切りとなりました。

そもそも15分MAと5分MAとの乖離も非常に大きく、ちょうどこれから下がりそうだな、と見える場面です。なぜ入ったのでしょうか?……ダウ的に入れそうな形だったからですね。


一方こちらが利確した場面なのですが、5分MAエントリーだとすんなり伸びる場面でもありました。相変わらずハマれば凄まじいRRを誇ります。

なんだかひたすらパラボリックで入るのが馬鹿らしくなってきますが、とにかく今はパラボリックエントリーを極めたい気持ちがあるので、そちらを頑張りましょう。

パラボリックを極めれば、どうせ5分MAもその流れで上手くいきます。


似てますねぇ……。

こちらに関してはなんかダウも崩れてる気がするので、やはり「なぜ入ったの?」という感じがしています。基本ルールを守れていないような……。まあ、多分「高値抜け」でのエントリーだったのだと思います。

いずれにせよ5分MAトレードの利確帯でのエントリーであり、全然伸びませんでした。


こちらはよくある利確後のエントリーでの損切りです。

形自体は悪くないものの、やはり全体的に「伸び切った後」でのエントリーです。

結構、こういう「めっちゃ大きな陽線出た後でのエントリー」で損切りするパターン多いのですが、逆に陽線後の陰線が出たときにエントリーしたら利確できてたのでは、とも思います。

なんか逆利用できる場面もありそうではありますね。

しかしそんな複雑なルールを適用するよりかは、より安全なところでだけ入るほうが良いとは思います。

なのでまあ、基本は15分MAと5分MAとの乖離が大きくなってきている場面でのエントリーを避ける、ぐらいのルールを考えておくと良いかもしれません。


こちらは惜しい損切り。ちょうど収束から拡散に向かう場面だったのでエントリー可能だろうと思ったのですが、もったいない損切りとなりました。

その後のエントリーでは利確となりましたが、そもそも最初の損切りをなくさなければ利確できてもあまり意味がありません。

ちょうど5分MAが上昇から下降に転じた場面だったため、もう一度5分MAまで戻る動きがあるのが自然だと考える必要があったかもしれません。


こちらはそれの15分MAバージョンと言って良いでしょうか。それこそ「形」は悪くなかったのですが、やはり5分MAとの乖離があったことも相まって損切りとなりました。

5分MAとの乖離が大きいところでエントリーして、その乖離を埋める動きで損切り、というのは今回だけでも何回もあります。

つまり、それを避けるだけでも勝率がかなり上げられる可能性がある、ということでもあります。


こちらも同様です。むしろ、それ以前の緑四角のポイントでエントリーできなかったのだろうか?という疑問があります。

5分MAの位置関係にこだわりすぎたせいで、エントリーできなかったと考えられます。

位置関係よりも、15分MAの傾きに対する5分MAの収束と拡散の値動きとダウを合わせて見る必要がありました(多分)。


やはり同じです。5分MAとの乖離が激しく、伸び切ったところでエントリーし、損切りとなっています。逆にちゃんと5分MAの近くまで戻ってきてからエントリーした場面では利確ができています。(やや危ない場面でした)

以下はそれほど悪くない気がしています。



以下はもうやらかし方がほぼ同じです。
1つ目の画像の2箇所目は、なんかすごい入りたくなる形だったので、これだけはそんなに悪くないと思っています。



こちらは1つ目は収束が待てておらず、2つ目は遅すぎです。

一方で、やはり5分MAエントリーが理想的なエントリータイミングです。「5分MAからの乖離大きすぎエントリー」がいかに多いかがわかります。


・・・

というわけで以上!!!

総括すると、

・MAの収束から拡散に転じる場面に注目しよう
・5分MAからの乖離が大きい場面でのエントリーはしないようにしよう
・やたら大きな陽線(陰線)が出たタイミングでのエントリーは怪しいので避けよう

ということになりそうです。

たまに勢いよく伸びることがあっても、たまにしか伸びないせいで再現性がなく長期的にはマイナスになるポイントが多いため、そういう場面は全部捨てて再現性のあるエントリーポイントを探る必要があります。


現時点での課題はとにかく「5分MAからの乖離が大きい場面でのエントリーをしない」に尽きるかと思いますので、まずその点を徹底して気をつけていきます。

まあ、気をつけても同じミスを繰り返さないと学べないのですが。

今日も「ちゃんと入ってるはずなのに負けまくってる……なぜ?」と思いながらやってたのですが、振り返るとヒドイものでした。

できてる「つもり」は全然できてないので、後から振り返っても「ここで損切りならしゃーない」ぐらいのところでしか損切りしないように気をつけたいです。

・・・

追加でちょっと色々エントリーをしていて思ったのですが、損切りの共通パターンを見つけました。

というか、この条件を守っていれば上手くいくかもしれない確率を上げられる……というポイントについてです。

非常にシンプルなのですが、

「5分MTF-MAまでレートが戻ってくるのを待ってからエントリーする」

です。

まずは最低限これを守ることがルールとなりそうな気がしています。

深い押し目を待てないのなら、少なくとも何か基準が必要で、それを明確に満たしてからのエントリーを繰り返してみる。

少なくとも今回の損切りパターンは全部それを満たしているため、それを避けるだけでもかなりの無駄損切り(10回ぐらい)をなくせるはずです。

また一歩進んだということで。

2025年8月29日金曜日

LEVEL3:10日分ぐらい

今日から2021年4月に入り、LEVEL2もだいたいやりたいことができた感が出てきたため、LEVEL3に上げることにしました。


まずはLEVEL2の振り返りから。

LEVEL2のコンセプトは「入れそうなところ全部で入る」でした。

で、その中から「これは良くて、これはダメ」みたいなルールをを自分で探してみて、その仮説を検証するために「OKエントリー」と「NGエントリー」を分け、それぞれのエントリーの統計を分けて取る、ということをやってました。

これの非常に良かった点は、

・入れそうなところ全部で入ったら破産する
・「行けそう!」で伸びたところは本当にたまたまであって、実は伸びる確率のが低い
 →上振れても50%ぐらいなので、全く入る意味がない

など。

パラボリックトレードをしているとたまにめちゃくちゃ伸びる場面があって、RRが1以上になるポイントもあるといえばあったのですが、その場合でも実はルール上思ったよりRRを良くするのは難しく、よくても1:3にはならないという結果にしかなりませんでした。

多分、最大でも1:2とかだったんじゃないでしょうか。

しかもそれがいつも起こるわけでもなく、1ヶ月に数回とかそんなんです。当然、NGエントリーで伸びてもその程度の利益は勝率の低さがカバーするため、トータルではマイナスにしかなりません。

なので基本的にRRは1:1固定で良く、伸ばす必要はありません。

エントリーは無駄に増やしても全く意味がなく、可能な限り条件を絞って厳選していったほうが良い。

という、稼いでる人が言ってるような当たり前の結論が出てきました。

でもこれ実際にデータを取らないとやっぱり自分ではできない気がします。

というわけで、恐らく1000回以上のエントリーを経て腑に落ちた段階で、次のレベルです。

・・・

LEVEL3のコンセプトは「エントリーポイントの取捨選択」です。

これまで仮説として立ててきたルールを実際に厳密に守ってみて、その状況での勝率をまずは1ヶ月、通して見てみます。

同時に、

・エントリー回数がどれほどになるのか
・OKエントリーだと思ったのに損切りになるパターンはどういうものなのか(避けられるのか、避けられそうにないのか)

などのデータを実際に取ってみます。

これまでの明確なNGエントリーではわからなかったような「一見OKだと思ってたけど実はNGだったパターン」を探すのが、LEVEL3の目的となります。

目標としては「パラボリックエントリーに絞って平均勝率70%以上」とします。

またこれまで通りRRは1:1固定で考えます。

最大ドローダウンが当初資金の10%以上になった時点でアウトなので、そうならないようなルール作りをさらに進めていきたいと思います。


それと同時に、5分MAエントリーができそうなポイントについても探っていきます。

これができるようになれば、RRが大幅に改善できるうえにエントリー回数も(恐らく)増やすことができるため、パラボリックエントリーのみに絞るよりも資金の増加効率を大きく引き上げることも可能です。

こちらはLEVEL2のときと同じようにまずは印だけつける感じでやろうと思います。まずは仮説を立ててみて、5分MAエントリーのOK/NGパターンを見極める感じですね。

・・・

というわけで今日の分、10日分ぐらいのエントリーの振り返りです。


緑の四角が5分MAエントリーポイントですが、まずは適当です。ただめっちゃ利確できるポイントばっかりではあります。

黄色の丸が損切りエントリー。

1つ目は、結構上昇の勢いがあると思ったのですが、利確直後のエントリーで損切りとなりました。

案外、直近高値抜けと同時にパラボリック抜けのケースは利確できるイメージがあったのですが、ギリギリ利確ラインまで到達しませんでした。もったいない。

このパターンについてはまだデータが足りてないので、しばらくは「パラボリック抜けと直近高値抜けが重なったらエントリーOK」として様子を見てみます。

2つ目はビミョーーに高値抜けからの押し目エントリー……だったのですが、改めて見ればパラボリックは抜けてますが直近高値ギリギリに重なってるのでかなり危ないです。

なので実際にはNGとみなしたほうが良かった場面だと思います。

ちなみにこのエントリーもギリギリ利確ラインに到達しませんでした。


これもある意味似たようなものかもしれません。

上昇の勢いが強そうだったのと、全体的な目立つ高値を抜けた後だったため行けると思ったら、あんまり行けずに下がってしまいました。

これについては、「5分MAとの乖離が大きいのでNG」と思っておいたほうが良かった気がします。後はエントリーするにしても「遅すぎ」パターンとも言えそうですね。


画像が横長です。

1つ目のエントリーもだいたいさっきと同じですが運良く利確できたパターンとなります。

こちらも5分MAとの乖離大きすぎ問題があったので、本来NGエントリーだったと思われます。

その直後の黄色い丸はなぜエントリーしたのが未だに不明ではありますが「形の上ではOK」というLEVEL2のOKパターンとみなしていました。

結果的には「伸び切った直後のエントリー」であり、かつ高値更新の勢いも鈍っていて、さらには5分MAとの乖離もあったため、もうなんか全体的にダメです。損切りするべくしてしているように見えます。

その後数回の利確は結構良かったと思います。やはり5分MAからの乖離が小さい場面からのエントリーがやりやすそうです。


こちらはそれほど悪くない場面だったのではないかと思ったのですが、普通に損切りとなりました。

直近高値抜けで5分MAまでの押し目からも割と近かったので大丈夫?と思いましたが、MAの動きに注目すると…


このように、一旦15分MAと5分MAが収束し、拡散した後に徐々に収束する段階でのエントリーとなっていました。

高値の更新幅もかなり狭くなっていたので、そういう意味でもエントリーすべきでなかったかもしれません。

このルールを言語化するとすると、「5分MAと15分MAの収束段階でのエントリーは避ける」ということになりそうです……が、これは何度も失敗しないと覚えなさそうです。

ところで上の画像の中で、一応エントリールール上は1つ目の黄色丸でもエントリーできたのですが、直近にすごい上ヒゲ陰線があったのと、zigzagの形がイマイチだったのでスルーしていました。


ラスト。

なんか見覚えありますね……。5分MAの利確ポイントからのエントリーです。ダウ的にはキレイな形をしていたので一応入ってみたのですが、ダメでした。

結構利確ラインギリギリまで伸びた結果の損切りだったため、この損切り自体は悪くなかったと思われます。

どうせ1分足エントリーだとエントリーから決済まで相場見てるとは思うので、利確タイミングをもうちょっと吟味すればこういう損切りは減らせそうです。

一応今回は1:1の損切りではなく、ダウの波の安値にSLを移動したうえでの損切りだったため、若干損切り自体は浅くなっています。

まあ、どちらかといえば形云々よりも原因は「エントリー遅すぎ」なので、5分MAエントリーだったら解決してましたよね、という部分なのでこれはOKとみなします。

ちなみに上記画像の中で、5分MAのエントリーポイント自体は「2箇所」あると考えています。現在考えているルール上は3箇所ではないです。(3箇所だと1箇所損切りとなります)

以上!!!

今回の勝率は以下のようになりました。


相場次第ではあるものの10日間でエントリー16回なので、やはり厳選した分少なくなっています。

勝率はまだ6割ちょっとしかありませんが、途中まで5割だったので個人的には今のところ上出来だと考えています。

ここからどれほど無駄なエントリーと損切りを減らせるのか、ですね。


本日の5分MAエントリーベストポイント。


エントリーポイントは4箇所。
全勝できる上にRRが凄まじく良いポイントもあるため、ある意味「リスクを負ったエントリー」がやりやすくなります。

ちなみにMAPOではないため、パラボリックエントリーは不可です。

徐々に精度を上げていきましょう。

2025年8月28日木曜日

LEVEL2-3:だいたい1週間分+5分MAエントリーについて

またやりました。
90日までです。
勝率はちょうど50%となり、無事に(?)1ヶ月分をプラスで終えることができました。

エントリー回数的にはポジション数を1に減らしたのですが、どこでも入ると200回にはなる……と。ただし稼げません。

恐らく数え間違いがあるのですが、だいたいの内訳は以下のようになりました。

 OK利確:20
 OK損切り:12
 NG利確:4
 NG損切り:10
 OKエントリー勝率:62.5%
 NGエントリー勝率:28.8%

相変わらずちょっとOKエントリーの勝率が振るいませんが、これまでOKエントリーとみなしていたポイントでも、見方を変えればNGになりそうだというのがわかってきました。

特に多いのがトレンド後半でのエントリーで、感覚的にも見ればわかります。

こういうやつです。黄色矢印は関係ないです。


1回目のエントリーと2回目のエントリーで見事に利確になりましたが、その次に変なとこでエントリーしてそのまま逆行し、あえなく損切りとなりました。

もう1つ似たようなものを。


やはり1つ目のエントリーは割と良かったのですが、2回目のエントリーで損切りとなりました。

いずれもよく見てみれば、そもそもレートと15分MAとの乖離が大きいのと、5分MAとレートすら乖離が大きいというのがあり、まさしくその「乖離を埋める動き」に刈られたように見えます。

結局拡散したら収束するのが自然な流れなので、拡散した場面からエントリーしたらダメですよ、ということですね。


こちらは1時間MAに対する15分MAの収束からの拡散を狙ったエントリーではあったのですが、残念ながら逆行してしまいました。こういう場合、1つは建値にSLを置いとくべきですね。

2回目のエントリーは明らかに伸び切ったところでのエントリーだったので、やはりダメでした。よくある「遅すぎ」パターンです。

・・・


ということで、5分MAとの乖離が大きいところからエントリーはNGというルールがようやく自分の中で腑に落ちてきたわけですが……。

それなら、やはりレートが5分MAまで落ちるのを待ってからエントリーしたほうが良いのではないか?というのが今の気持ちではあります。

今回ちょっと時間をかけて、試しに5分MAエントリーポイントについて色々考えながらチャートを進めていました。

その結果が黄色の矢印なのですが……。



やはり押し目をしっかり待てるからなのか、基本的に勝率がかなり高く見えてきます。

しかも損切り幅が極端に狭いため(ローソク足直下がベース)、一瞬で損切りされるか、ものすごいリスクリワードになるかの二択となります。

損切り幅がめちゃくちゃ狭くなると、直近高値で利確したケースでも基本的にRRが1:2以上を目指せることも多くなります。

また損切り幅が狭いと、すぐに逆行するようなパターンでもRR1:1で利確できるケースも存在します。例えば以下のような場面とか。


1つ目の矢印は、小さい陰線が出た時点で、直前陽線のヒゲ直上に損切りを置けば良い、というパターンなのですが、あまり下がらずすぐ上昇しています。

にもかかわらず、RRを1:1に設定すると利確できてしまいます。
ちなみにこのケースで直近安値を利確ラインに設定すると、RRは多分1:10ぐらいになります。

たまに実際このレベルのRRになることもあり、2つ目の黄色矢印の場合はまさに直近安値まで下がっていますので、もしちゃんとポジションを保有していればかなりのRRを得られたことになります。

・・・

5分MAエントリーの難しい点は、損切り幅が極めて狭いからこそエントリーそのものが怖いことです。

「これ本当に上がる/下がるのか?」と微妙に感じるところでエントリーしなければならないため、エントリータイミングの早さそのものが心理的抵抗を生みやすいです。

しかし一方で、早くエントリーしなければ逆に「エントリー遅過ぎ」になります。下手したらローソク足1本分遅いだけでアウトなので、「早すぎるかも」ぐらいで入るのが逆にベストなことも多くなります。

いずれにせよ、こればかりは練習によってエントリーそのものに対する自信と慣れを身につけるしかありません。


ただもちろん、「5分MAにタッチしたから入ればOK」という単純なものではなく、なんらかの一定のルールを持っておく必要はありそうです。

現時点で明らかに有効と思われるのは、

・15分MAと5分MAの傾きがハッキリしている
・5分MAにレートがタッチした時点で、5分MAの傾きがエントリー方向と一致している
・現在レートおよび、直近高値ラインと損切りラインとの距離の比率(RR比)が1:1以上である
・ロングの場合は上昇ダウ、ショートの場合は下落ダウが形成されている

ぐらいでしょうか。

案外、単純ですがMAの傾きについてはかなり考え方として有効で、変な往復ビンタを食らうことが一切なくなります。無駄なエントリーも大幅に減らせるはずです。


なので例えば、1個目と2個目の矢印は伸びてるけど本来NG、3個目もNG、4個目はOK、5個目は……微妙だけどローソク足の形的にギリギリOK、といった感じでしょうか。

・・・

ともあれ、ようやく90日分の検証自体は終わったため、次からはNGエントリーを完全にスルーし、OKエントリーとパラボリックエントリーのみに絞った検証(練習)をしてみたいと思います。

めっちゃ同じミスが多いので、まずはその同じミスに気がついて、それを排除するところからスタートですね。目標は、以前から書いている「勝率70%以上」となります。

今日の分は60%ちょいなのでダメですが、こちらも5分MAトレードと同じように15分MAの傾きを意識すれば改善できそうな予感はしています。

2025年8月26日火曜日

45回分

とりあえず合計150回までやりました。
内容としては大分ひどく、50:50という勝率に。
まあそれは別に期待してないので良いのですが。

45回の内訳は以下のとおりです。

 OK利確:6
 OK損切り:9
 NG利確:13
 NG損切り:17

 OKエントリー勝率:40.0%
 NGエントリー勝率:43.3%

OKだとみなしたエントリーの損切りが想像以上に多く、なんか勝率がヒドイことになっています。

これまで割と全体的に良かったので下振れとみなしていいとは思うのですが、これだとプロップファームで勝てないので、何か改善点を見出す必要があります。

少なくとも下振れても勝率7割ぐらいを目指したいところではありますからね。

ということで具体的に損切りになったポイントを見てみましょう。

まずはこちら。
非常によくある「利確したあとのエントリーで損切り」パターンです。


このパターン、比較的5分MAでエントリーすると利確できていたケースも多く、今回もそれに当たります。RRは1:3付近を狙えた場面なので、死ぬほどもったいないですね。

5分MAにすら当たらずに同じような形で下がるパターンもあるのですが、いずれにせよ上昇トレンド的には明らかに陰りが見えているポイントで、かつ直近高値までの距離と損切りの比率が合ってないというのもあり、形は結果的にOKとしていますが、NGエントリーのパターンとみなしても良い気がしてきています。

ダウだけ見るのでなく、トレンドの「勢い」も見る必要がありそうです。
トレンドラインを引くと、それを割っているのがよくわかります。

次もおなじみの形です。

伸び切ったところでエントリー。前回の記事で「50%ぐらいの確率で伸びる」と書いた形です。今回は伸びませんでした。

一方で、次のチェックを付けたエントリーでは伸びており、やはり50%ぐらいなのかもしれません。形は一応OKとしていますが、入る意味ないですね。


ついでにちょっと悩ましいのですが、黄色い丸のところ。高値更新後の押し目でロングすれば伸びた形……なのですが、かなり微妙に安値を更新しています。

ただ5分足レベルではヒゲを付けて上昇をする場面なので、結果的にはOKエントリーのような形になっていました。5分MAエントリーをすると良かった場面でもあります。

こうしてみれば、「1分足レベルでのビミョーな更新は更新していないとみなす」と考えても良い気もしてきます。高値更新幅に比べ、安値更新幅が非常に微妙で、かつ上昇トレンド……みたいな条件が必要だとは思いますが。

また改めて見ると雲の上限で反発しているのもわかるため、そのあたりも条件として考えておけばよりよい可能性があります。なかなか難しいです。


次は、高値更新後の押し目からロングしたらわけわからんzigzagの形になって落ちたパターンです。こちらは5分足レベルでもエントリーできそうなタイミングだったので、仕方ない損切りだと思われます。

これを避けるのは難しそう。めちゃくちゃ安定を取るなら、直近高値を完全に抜けるまで待ってからエントリーするという手もありますが……エントリーチャンスそのものがかなり減りそうで、勝率が上がっても特定期間内の利益が減る可能性を拭いきれません。

次、おなじみのパターンです。

もはや鉄板と言っても良い気がしてきますが、形上は上昇トレンド継続中なので、ロングしたら損切りした場面です。

こちらは一応5分MAのエントリーポイントと重なってはいることと、直近高値を利確帯としたときにRR1:1を確保できるためOKだと考えましたが、やはりトレンドの勢いの衰えを見るべきなのでしょう。

そもそも5分MAを一度思い切り割っているため、5分MAトレードすべきでない場面だった可能性もありますが。

というわけで基本こういうのも「伸びるかどうかわからない」ため、避けるべきポイント(NGエントリー)とみなして良いと思われます。今回だけですでに損切り2回目ですからね。


次は怒涛の3連続損切りです。
全体を通して「エントリー遅すぎ」だとわかります。

個人的には2回目はセーフだと思っているのですが、いずれにせよ5分MAトレードすべき場面だったと思います。

1分足エントリーだとわずかにタイミングがズレるだけで利確できなくなるので、結構シビアです。

1回目と3回目は……いずれも「50%の確率で伸びる感覚があるポイント」なので、どちらも押し目を待ちましょう、としか言えません。

1回目はギリギリ5分MAエントリーが損切り後にあったと言えそうです。3回目はそのまま下がっちゃったのでエントリーポイントはありませんでした。……と考えると、上手くトレードできるならば3回損切りでなく、2回利確に持っていけた可能性もあります。


こちらは1回利確、1回損切り。
よくある利確後の損切りパターンです。利確がチャラになるという、相変わらずもったいないパターンです。

こちらは形的にエントリーできそうだとは感じたのですが、直前の長い下ヒゲ陰線に注目すれば、用心して入らないという選択ができた可能性があります。

また5分足レベルで見たときにちょうど以下のような安値帯に差し掛かっていたので、そういう意味でも注意すべき場面だったと思います。(白い矢印のポイント)


しかし5分MAの傾きが水平に近づいている場面だったので、5分MAトレードできないのであれば入るべきでなかった形だったとは思います。見極め難しいです。ダウ的にはOKでした。


こちらはさんざん下がったあとに追随のショートをしたら損切りしたパターン。MAPOトレードする場合、このパターンに出会うこともしばしばあるのですが、わかっていても大変萎えます。

「いや、そこで入る前にもっと早く入れたんじゃないの?」みたいな。

なんか1回損切りするまでに3回ぐらい利確できたようにしか見えません。

まあそれについてはレベル4(MAPOでない場面でのエントリー)で見るつもりですが、現時点では微妙に避けようのない損切りパターンです。

利確前にちょっと下がってるのがたちが悪いですが、これは一応「仕方のない損切り」パターンと見ています。避けたいけど避けにくいやつ。


こちらはNGエントリーポイントなのですが、5分MAエントリーだと一応入れた場面です。

NGである理由は「パラボリック抜けでエントリーしたら、RR1:1以上が確保できないから」のため、5分MAエントリーであれば直近安値までRR1:1以上確保できるため、エントリー可とみなせます。

一応見える範囲で4箇所エントリー可能で、3勝1敗となります。ちなみに1つ目の黄色い丸がNGなのは、下落ダウが確定していないからです。

・・・

というわけで以上。

次からは、伸びたところのエントリーもNGとして加えようと思います。

これにより、さらにエントリー回数が減りそうなので、基本なんだかエントリーがNGまみれになりそうな……。

ともあれその取捨選択が本当に全てではあるため、ここを真剣にやらねばなりません。


73日から81日(8日)で、今回OKエントリーとみなしたのが15回。

実際にはその中にNGが何回かあったので、エントリー数的には1日1回とかになるんでしょうか。相場自体があんまり手法に向いてなかったとはいえ、何とも言えない回数ではありますね。

まあ、そのあたりはレベルを上げていけば徐々にカバーできる範囲も増えてくるはずです(統計的に有利なエントリーでさえあれば)。

LEVEL2-3:パターン分析(52回分)

昨日はほぼサボっていたので、また今日から。
まずは前回から52回追加した分です。

勝率は前回からかなり下がり、53%となりました。
PFは1.19まで下がり、一時30%を超えていた利率も2割まで下がりました。

以下、いつものデータです。

OK利確:11
OK損切り:10
NG利確:12
NG損切り:19

引き続きいつもよりもNG利確が多かったイメージがあったのですが、どうやら損切りもかなり多かったようです。

また、エントリー前にOKだとみなしていたものについても結果的に損切りになったものも多く、OKパターンでも勝率はあまり高くありませんでした。

52回分のエントリーでの、OK/NGエントリーの勝率はそれぞれ以下のようになっています。

OKエントリーの勝率:52.4%
NGエントリーの勝率:38.7%

今回はNGエントリーの勝率がものすごく悪かったので、トータルでも下振れた結果として前回分の利益を全部吹き飛ばしたわけですね。

「入れそうだから入ったら、運良く伸びた」の結果が今回は12回もあったのですが、それ以上に「伸びずに逆行した」が遥かに多かったので、結果として運ゲーで伸びても意味なかったよ、ということでした。

一方でOKエントリーパターンの勝率も、前回は75%だったものの、今回は52%とかなり振るわない結果となっています。これはなぜか……。


重要なのは、OKエントリーとみなしたもので損切りになったケースに共通する要素です。

これまでの経験から、OKエントリーで損切りになるパターンは「エントリー遅すぎパターン」がほとんどであることがわかっています。

それでは具体的に見てみましょう。(黄色い丸がNGエントリー、緑の四角がOKエントリーとみなしたもの)


1つ目は、一旦下がってきて高値を更新し、押し目をつけてきたポイント。15分足MTFMAを上抜けているため、タイミング的にも悪くないと思いましたが、あえなく損切り。

これは仕方がない気がします。

で、次は高値更新中の浅めの押し目からパラボリックを上抜けたためエントリー。

ただ白い水平線を見ればわかるとおり、何度も反発しているポイントが直上にありました。

抜ければ大きく伸びたポイントだったのですが、抜ける前に「抜けたら良いな」でエントリーしているため、なんか普通にNGエントリーポイントだったような気もしています。

現時点ではなるべく単純化するために「1分足でダウが形成されてればOK」とみなしてはいるものの、やはりこういった5分足レベルで認識できる高値/安値は意識すべきでしょう。


ところで、2つ目のパターンは結果的に損切りとなったわけですが、一方でこれを「エントリー遅すぎパターン」とみなすことも可能です。

5分MAエントリーを仮にやるとすると、エントリーポイントは以下のようになります。


緑の四角でエントリー(ローソク足終値)し、損切りは直下の白い線です。

1分足で高値を更新し、押し目をつけて5分MA上抜けで陽線確定したタイミングでエントリー、直近高値付近で利確が基本であり、いずれもRR1:1以上を確保できています。

2つ目のポイントは形的にあまりきれいではないので避けたほうが無難だと思いますが、もしエントリーしていれば一応利確できていたと思われます。

・・・

3つ目。

一応高値更新して雲を抜けた時点でエントリー……と考えたのですが、これはチャートを進める前の時点でOKかNGか迷ったポイントでもありました。

5分足チャートを見ると押し目に見えていたため伸びる可能性はあったと思うのですが、1分足で見ればいまいち方向性がハッキリしていません。

結果としてエントリー直後に微妙に安値更新してしまっているため、建値決済すべきポジションだったと思われます。

これはOKだと思い込んだ失敗エントリーとみなしたほうが良いかもしれません。

こういうギザギザした状態ではエントリーせず、改めてハッキリと高値更新と安値更新が見えたときにエントリーするのが良いでしょう。

基本的には直近高値までと安値までの距離を見てRRが1:1以上になっていたほうが良いため、その意味でも一旦「押し目を待つ」という意識が必要だったと思います。

ただ上昇トレンド継続中は「高値更新するのが普通」なので、勢いの強い上昇トレンドの場合は全てその条件を満たすまで待っていれば、多くのチャンスを逃すことになるため注意が必要です。


次です。

1つ目のポイントは利確、次は損切り。

条件を満たしたのでOKとみなしていますが、典型的な「エントリー遅すぎ」パターンです。

入るなら5分足MAと一目均衡表を抜けたローソク足の終値でエントリーをすべきでしょう。で、損切りは5分MAトレード基準で、ローソク足直下に置いとけばOKでした。

ちなみに1つ目のポイントもある意味「遅すぎ」なのですが、勢いが強い場合はこれでも利確できる場合もあるため、良いんだか悪いんだかといった感じです。

こういうケースって伸びたり伸びなかったりが半々レベルだと感じているため、トータルでは入らなほうが無駄な損切りも減りそうな気がしています。

こちらも伸びる前にエントリーできれば理想だったのですが、形的には難しかったです。


押し目をつけずにずーっと勢いよく伸びてしまったパターンですね。高値更新した瞬間に一気に伸びてしまったので、本来であれば「入るべきポイントがなかったので押し目を待つ」というのが良かったポイントだと思います。

次。

1つ目は「遅すぎ」、2つ目は「遅すぎ+伸び切ったところ」、3つ目は5分MAエントリーと重なったポイント、4つ目はそんなに悪くないような気がしつつも「遅すぎ」です。

どこで入るのが理想的か改めて考えてみると……以下の4箇所になるでしょうか。

いずれも「高値更新後に押し目をつけて5分MAローソク足上抜けで陽線確定しており、かつその直近安値が前回安値を下回っていない」という条件を満たします。

これに加えて、直近高値までの距離と損切りラインまでの距離が1:1以上になっていれば更に良いです。

まあ、先が見えてないチャートだとこのポイントでエントリーするのってかなり怖いんですが。


5分MAエントリーの良いところは「深い押し目を待ちやすくなる」ということですから、上手くハマれば理想的なタイミングでエントリーができ、一瞬で利確できます。

上記だと全てのポイントで利確できるのですが、実際本当にそこまで上手くいくのでしょうか?私は疑わしく感じています……ので、やはりこれに絞った検証は後々必要です。


パラボリックは5分MAまで戻さないような勢いの強いトレンド相場で非常に強いのですが、比較的緩やかなトレンド相場では、トレンドなのになんか損切りばっかりということにも割とあると感じます。

なのでエントリーのベースはパラボリックよりも、むしろ5分MAで考えるべきかもしれません。今回のように、「ちゃんとルールを守っているのに勝率が5割付近」だったら結構キツイですからね。


次。

トレンド中の押し目からのエントリーで、利確が連続できたパターンの中の1つで損切りとなりました。こちらは本当の意味でのOK損切りだと考えます。

以下のようにNGエントリーでの利確も多く見られた場面ではありますが、やはりこういう相場でこそOKエントリーの勝率が高くなることがわかります。

いくらNGエントリーで利確できても、どうせそのうちそのエントリーが大量の損切りを生むのだから、やはり最初から避けておきましょう。

こういう相場だと5分MAエントリーだとエントリーチャンスを逃しがちなので、やはりパラボリックが有効な相場もあるということで。

恐らくですが、上位足の目立つレジサポラインなんかを超えたあとはこういう値動きをしがちなのだと思います。

例えば1時間足レベルのトレーダーにとってのエントリーポイントと重なるなら、数時間レベルで一方向に伸び続ける相場が出現するわけですからね。


次。こちらはOKとみなすかどうか迷いました。

1. 直近の目立つ高値を上抜けている。
2. しかし、直近の上昇の流れを否定し、下落に転じている。
3. 1分足レベルだと高値と安値を切り下げている。

上位足で見るならば上昇に転じそうな形をしており、どちらかというとロングで見たくなる相場状況です。

実際その後上昇しているわけですが、短期的には下落の勢いが強く、損切りラインを考えれば直近安値までの距離もまだかなり残されている……という場面。

結果的に利確はできていますが、避けるべきポイントのようにも見えます。逆にロング狙いで待つというのも1つの手だった可能性はありますが……。

非常に悩ましいですが、悩ましいからこそ避けるポイントだったという見方もできそうです。

次。

5分MAエントリー的なエントリーポイントでの失敗です。まあなんというか、エントリー遅すぎパターンの一種だとは思いますが……直近高値までの距離と損切りラインまでの距離がだいたい1:1なので、これは一応OKとみなして良い木はしています。

結果的には5分MAと15分MAとの乖離が激しい場面だったため、15分MAまで戻してから上昇したわけなので、ルールを加えるならば「MAの乖離をちゃんと見よう」ということになるかと思われます。

あとは大体みんなもう利確してるポイントを過ぎているので、エントリーするならもっと深い押し目を待ちましょう、といった感じでしょうか。

最後は明確な「遅すぎ」です。

そもそもが高値帯にいるため抜けてからエントリーしようと考えるべき場面なのですが、1分足のダウ的には上昇が確定していたためエントリーしてもまあいいか、ぐらいの感じでした。

こちらは5分MAトレードすれば素直に利確できていたことを考えれば、「押し目でエントリーできていない」が損切りの理由となりそうです。つまり、エントリータイミング次第ではちゃんと利確できていました。

・・・

今回はOKエントリーでの損切りも結構多かったのですが、改めて振り返ると問題点も色々見えてきます。

多くの場合「エントリー遅すぎ」さえ解決できれば問題なく、いかにその「遅すぎ」のエントリータイミングを絶妙なエントリーにできるのか……。

ルールを守れなかったときのルール

おはようございます! ルールを守れるようになるための方法について、ちょっと調べたところ「ルールを守れなかったときのルールを作れば良い」という動画を見ました。 「ルールを守れなかったときには、ルールを守らないほうが辛いような別のルールを設定すればいい」 みたいな内容だったと思います...