同居している家族が大体毎日アルコールを飲んでいるのですが、僕は普段はなんか寝付きが悪くなるし頭の回転が鈍くなったり妙に眠くなったりするのがそれほど好きではないので、普段はアルコールは飲んでません。
が、休日付近になると大体飲んでるので、その影響なのかやる気が起きなくなります。
睡眠なんかは特に浅くなって、平日に比べて休日は明らかに頭がスッキリしていない感じがします。
今になって思えば、そのせいで平日より休日のほうが(本来はやる気が出てしかるべきなのに)やる気が起きないのかもしれない。
まあそれはそれとして、今日はそんな感じで大体やる気が出てないので、暇つぶしになんか書きます。
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ワーキングメモリについて思ったんですが、これはコミュニケーションにも大いに役立つ気がしています。
DNBとかやってるとなんか記憶力が上がるらしいんですが、それはワーキングメモリがでかくなるからで、イメージ的には一度に処理できる情報量が増えるから、って感じだと思います。
人間の記憶ってマジックナンバー7とかで、電話番号ぐらいの数字なら一度に全部まとめて覚えられるんですが、それ以上の桁数になると一度に覚えることが難しくなります。
これが、ワーキングメモリがでかくなると一度に覚えられる範囲が増えて、例えば20桁ぐらいまとめて覚えられるようになる……としましょう。
実際には多分、「複数桁をまとめて1つのブロックとみなして、それを複数まとめて覚えられる」みたいな感じだと思います。電話番号の4桁を1つのブロックとしてまとめて「1桁」とすれば、それを8桁まとめて頭に保持できるなら、結果的に32桁をまとめて覚えられる、みたいな。
仮にこーゆー感じに脳が発達するとするなら、色んなことに対して一度に受け入れられる許容量が増えてきます。
実際なんかの本では「DNBを始めてから言葉が流暢に喋れるようになって、大勢の前のプレゼンでも緊張しなくなった」というのがありましたが、それも理解できます。
僕なんかは何かを話すときに大体話す内容が決まっていたとしても、最初から最後まで一言一句丸暗記しないとあんまり喋れないタイプです。
なので、人前で話して緊張したりすると、その一部が抜け落ちて突然わけわからんところで文章が止まったという経験もあるんですが、ワーキングメモリが増えればこの問題もおそらく解決すると思います。
まず脳の容量に余裕がなければ、「緊張状態」というだけでも脳の許容量の大半を使ってしまいます。なので、他のことに目を向ける余裕がなくなります。
またそもそも脳の容量自体が「話す内容」で埋め尽くされているので、それと「緊張状態」との容量の奪い合いが起こります。
結果として、どっちが勝利するかはわかりませんが、いずれにしても話しているときに周りの反応を見る余裕はなく、とにかく今話していることと緊張との戦いが続いていくことになります。
ここで仮に脳の容量にものすごく余裕ができたとすると、仮に緊張していたとしても、それ以外の情報をいれる容量がたくさんあります。
話す際にも「話の最初から最後までの流れの大筋」を頭に浮かべておく余裕も生まれますし、周りの反応を観察する余裕も生まれます。
それによって話の大筋を変えずに、「どのように伝えるか」などこれまで内容を丸暗記してそのまま話すしかなかった部分に柔軟性をもたせることも可能でしょう。
わかりにくいですが、ワーキングメモリが小さければ、
・緊張(50%)
・話の内容(丸暗記:50%)
みたいになっていたところが、
・緊張(10%)
・話の内容(大筋:10%)
・周りの反応(10%)
・これから話す内容(詳細:20%)
・その他の容量(50%)
みたいになる、といったイメージでしょうか。
仮に緊張が強くなってもまだ情報を受け入れる余裕があるから、緊張しながらも余裕を持って対応できるとか。
まあ僕自身がそういうレベルに到達したことがないのでわかりませんが、DNBが40-Backとか超えるぐらいまで現実的に行けるのならば、少なくともQ2Bでつまずいてる今の脳容量とは比較にならないものにはなるはずです。
前置きが長くなりましたが、コミュニケーションにおいても同様で、特に脳の容量に余裕がない状態では、「そもそも何しゃべればいいかわかんない」という状態になります。
人前のプレゼンに似たようなところもあり、
・緊張(50%)
・これから話す内容(50%)
とかなって、相手のことは見えないし、自分の話したいことしか話さないし、なんかもうコミュ障!みたいな。
これが余裕ができてくれば、相手のことも観察できるようになるし、相手がどの言葉でどんな風に反応したかとか細かいことも見えるようになる……かもしれません。
少なくとも相手の話したことから別のイメージを「連想」することは多分かなり簡単になるでしょうから、それによって1つの話題を広く広げる能力は高まる気がしています。
そんな感じ。
というわけで考えるほどに何かと役立つような気がしてきます。
なので、みんなもDNBだかQNBだかをやりましょう。
個人的にはやはり「まともにできる気がしないぐらい難しい」という意味で、QNBをやってみるのがいいと思います。
DNBって割とこう、記憶テクニックが使える余地があるんですよね。
例えば喋る音声は比較的まとめて覚えやすいですし、表示される「位置」も線で繋いでいくイメージでいくと結構やりやすい。
おそらくD4B(4-Back)ぐらいまでならそれほど詰まらないでしょう。
なにせ覚えるのが「位置」と「音」だけでいいですから。
正直「音」を位置と別々に覚えるのは、そこまで難易度が高いとは思いません。
これに比べればQNBはDNBみたいにまとめて覚えられる余裕がまるでありません。
理論上は記憶テクニックが使えそうな気配もありますが、全てを言語化するのは非常に困難だと思います。
並行して覚える必要があるのは、
1. 位置
2. 音(アルファベットまたはナンバーなど)
3. 図形の形
4. 図形の色
の4つ。
これを同時に覚えようとするのは、ちょっと僕には難しいです。
なので、今のところ、無理やり「まとめてイメージで覚えようとする」って感じでやってます。
言語化する余裕がないから、なんとかイメージにぜんぶ突っ込んでなんとかなれ!!!って思いながらやってる感じでしょうか。あんまりなんともなってませんが(笑)現時点ではQ3Bレベルでまったくできる気がしません。
そういったところから、DNBと比較すると無理やり右脳を使ってる感があり、なんか今まで使ってなかった機能が発達しやすいんじゃないかと期待もしています。
これで数ヶ月Q2Bから進歩しなかったらちょっとアレではありますが……。正答率の平均値はじわじわ上がってきているので、多分なんか進歩してるところもあると信じたいです。
単なる慣れによる正答率の変化もあるかもしれませんが。
Q5Bぐらいまで上がることができれば、またなんか記憶力とかも自覚できるぐらい上がってるかもしれませんね。
個人的にはタイピングの練習みたいなもので割と楽しいし、空いた時間にちょっと(5分単位)できるので、最低でも3ヶ月以上は続けたいと思います。
モチベを上げるうえではやっぱりこのサイトがおすすめです。